メルセデス・ベンツ SL500(R129) '98
投稿日 : 2014年09月20日
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メルセデス・ベンツの2シーターオープンスポーツの最高峰として位置付けられるのがSLです。
この車はR129の98年式SL500で、98年のマイナーチェンジ後の5.0L V型8気筒SOHCエンジンに5ATが組み合わさったものです。
DOHCからSOHCになったことで14psほど出力が減りましたが、フロントが軽くなったことで軽快なハンドリングを得られたとゲーム内説明文では書かれています。
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今回はSLをアップデートで追加された新コース「サーキット・デ・ラ・シエラ」で走らせてみました。
この新コースはスペインのロンダ地方をモデルにしたコースで、全長は27kmを超えます。今回は車線を守って少し飛ばし気味で走ってみました。
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グランツーリスモでは残念ながらベンツは人気がありません。
パフォーマンスポイントという車の性能の指標となる数値があり、主にPP450~PP500がメインとなります。
PP450ではシビック TYPE Rやプリメーラ、PP500ではNSX TYPE Rやエリーゼ 111Rが人気です。
収録されているベンツ車はPP500~PP550に属していますが、車重が重いためNSXに勝てません。高速域での伸びは優秀なのですが、それを発揮できる場面が少ないんですよね。
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足回り、パワー系などはノーマルで。ブレーキバランスを最大値にしてベンツに相応しい制動力が出せるようにしています。
タイヤもノーマルのコンフォートソフトタイヤ。このタイヤは現実ではどれくらいのグリップかと言いますと街乗りでの性能も確保しながらやや高いグリップを発揮するように設計されたスポーツ志向のタイヤです。ADVAN NEOVAやDUNLOP DIREZZA ZⅡなどが当てはまります。
普段私が使っているS2000と比べますと、ハンドリングのクイックさではS2000が圧勝しますが、どっしりとした安定感で落ち着き払ったゆったりとした動きを見せてくれます。少々荒い操作をしても全く挙動が乱れず、常に掌の内に車を収めておくことが出来ます。
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エンジンはSOHCで306psと言えど、5.0Lという大排気量ですから低速から凄まじいトルクを発生させます。1速や2速ではホイールスピンさせることも可能ですが、やはりそこはベンツ。ホイールスピンしても前へ前へと車を押し進めます。
コーナーの脱出でラフにアクセルを開くとリアタイヤがホイールスピンしてリアが外へ流れますが、唐突に出るのではなくゆっくりと流れていきます。おっとっとという感じでカウンターを当てればスッとリアが戻ります。
決して限界が低いからそうなっているわけではなく、高い限界性能を実現しながら306psをしっかりと生かしてこういった動きを出せるのは流石ベンツだなと思います。
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ゲーム内解説文の通りハンドリングもそれなり良好ですが、ホンダ S2000やBMW Z4ほどではありません。激しくクイックに走ると言うよりはゆったりと走るほうが似合いそうです。
無論FRですのでノーズさえ入れてしまえば優れたコントロール性でスパッと曲がることもできますが、それをS2000やZ4でやったらよりクイックに動いてしまうのが悩みどころ。
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