HPF効果の確認

家を建てた時のブースターは、VHF-UHF－BSブースターでしたが、UHF部分しか使っていませんでした。

そして、ベランダのアンテナで430MHｚの電波を出すとUHFの低い周波数のTVにブロックノイズがでていました。
それで昨年の夏にTVアンテナを建て替えた時に直下にアマチュア無線電波（440MHz以下）がアンテナブースターに入らないようにハイパスフィルタを入れていました。

HPFの取扱説明書は、こんな感じ。
440MHz（アマチュアバンド上限）で－55dBも取れていれば充分でしょう。

こんな形でマストに留める金具と入力と出力はTVのアンテナ端子でおなじみのF接栓が2個付いています。

昨年の夏に設置したブースターは、DXアンテナのUHF専用の物で、地デジになった以降の物で、700MHzの対策済だと思います。

屋根の上の屋根の上は、アンテナ２本と混合器のみです。

2個のアンテナから混合器の2個のアンテナ端子へ同軸を接続、混合器出力へ屋内への同軸ケーブルを接続しておきます。

屋外から、点検口への同軸ケーブルのロスも数dBと思われたので、HPFとブースターは、点検口内に移設しました。

接続は、屋内への引き込み同軸ケーブルにHPFを接続し、HPFの出力をブースター本体の入力へ接続、ブースター本体からブースター電源へ接続して、各部屋への分配器に接続します。

この状態の受信状況を確認します。
BDレコーダーで再スキャンしてみてレベルを確認しましたが、フィルタをいれても特に問題ありません。

フィルタを外して、BDレコーダーで再スキャンしてみてレベルを確認しましたが特に変化はありません。

フィルター無しでTVのレベル表示の現在値を見ていると、439MHz台で50W送信したら、送受信の切り替えタイミング（PTTスイッチのON/OFF時）にちらっとレベルが下がるようです。
＊ただし、ブロックノイズは出ません。

フィルターを入れていると全然問題ないです。