
FIAは、2008年シーズンから盛り込まれるであろう数々の規約をリリースにて発表した。
これによると、かねてから噂されていた通り、エンジン開発は2008年~2017年まで10年間の凍結。そして新しいところでは、現在のF1で一番大事とされるエアロダイナミクス系パーツなどを研究・開発する風洞施設の大幅制限を明らかにした。
風洞施設は1チーム1基のみとなり、実験に使うマシンのスケールは最大60%、そして1回の試験で使えるスケールモデルは1台だけとなる。
さらに流体系の試験は大気圧で行い、風速は50メートル/秒に。また、これまで24時間体制が当たり前となりつつあった風洞実験時間は、1週間で5日以内、しかも1日8時間までとなった。
このほか、フルスケールモデル(実車サイズ)を使う場合は、FIAの認可したトラックで行い、これも1年間で5日までに減らされる。CFD(計算流体力学または数値流体力学)のハードウェア性能も制限し、CFD開発に関するスタッフの人数も制限する。
風洞以外では、ブレーキ、油圧装置、シャシー、重量分配、回路試験、そしてレーススタッフの人数までも制限する計画とのこと。
これらの制限事項は、2008年1月11日の会合でチームに報告され、その後、春頃に開かれる世界モータースポーツ評議会で正式決定される予定。
コスト削減が叫ばれる(主にFIAが叫んでいるのだが)F1界。大手の数チームなどは、何年もかけて風洞施設を新設したばかりのところも…。コスト削減は大切なことだが、最先端の技術を扱うF1での開発力の低下が懸念されているほか、スタッフの大幅解雇(何百人規模?)も予想されるため、F1業界にとってはあまり嬉しくない規定とも見て取れる…。
FIA何したいんでしょうか???
コスト削減って大幅解雇までしてする事なんですかね・・・
F1は企業じゃないですから・・・
一応企業か(^^;
最先端技術にストップをかける意味があるんでしょうか・・・
つまらないシリーズにはして欲しくないです(^^;
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たわごと(^^;) | 日記
Posted at
2007/12/10 16:28:44