冬眠前にリキュードグラスコーティング&テクチル防錆施工

コンセプトエディションには、製造ライン塗り（DOPのとは違います）のウルトラグラスコーティングNEOが標準装備でした。
それと納車時にDOPのノックスドールを防錆処理として施工していて、1回目の車検時に再施工していました。

もう納車から5年経過し、ウルトラグラスコーティングの保証も切れましたので、新しいコーティングを施工しました。
車検時にも今回はノックスドールを施工しませんでしたので、新しい防錆処理を施工しました。

いつもお世話になっているCRUISEさんイチオシの、ワールドパイオニアさんのリキュードグラスとテクチル防錆処理です。

リキュードグラスにはメンテナンス制度があり、年に一度、DIYの自己満洗車（笑）で付いた洗車キズも綺麗に取り去って、新車以上の輝きを取り戻すことが出来ます(^ ^)

テクチルは、防錆剤の中で、軟質塗膜（軟らかい塗料）になります。
自動車メーカーや、防衛庁、各官庁、北海道NEXCOにも使用されています。
また、アメリカの米軍規格MIL-C-1613-GRAEDに合格した防錆剤です。
​強い防錆力があり、チキソトロピー（揺変性）という独特な性質により、吹き付け時のたれが少なく、均一な塗布が可能になります。
さらに、シャーシブラックなどの硬化塗膜（硬い塗料）と違って、軟質塗膜は、剝がれやひび割れがないという利点があります。
錆による、金属の腐食が原因不明の騒音を生むことがありますが、その騒音を防止する効果もあります。

施工後は塗装面はツルッツルで、薄汚れていたS660が新車以上のプレミアムスターホワイトパールの輝きになりました(^ ^)
この輝きが年に1回、メンテナンスコーティングにより、蘇ります。

テクチル防錆剤は、軟質塗膜の防錆剤ですので、シャシーブラックのような硬質塗膜、スリーラスターのような半乾性塗膜と違い、完全に乾き切るという事がありませんので、飛び石等にも強く、厚い塗膜により、ロードノイズの低減も期待出来ますし、耐久性も車検２回分くらいはあるのではないかと思います。（軟質塗膜と言う点ではノックスドールに近いと思います）

完全硬化はしませんので、高圧スプレーでアンダーボディを下廻り洗車するのは厳禁です。

気になる方もいらっしゃるとは思いますが、テクチルの溶剤の匂いが新車の香りのようにS660の車内に残り香として漂いますので、5年経過して新たにフレッシュな気分になります（笑）

コーティングの新規施工とテクチル防錆処理の施工で10日ほど預けることになります。

リキュードグラスとテクチル防錆処理には施工証明書がきちんと発行されます。

この施工証明書は、絶対に無くしてはならない大事な物です。
リキュードグラスのメンテナンス料金は画像にも映っていると思いますが12,000円（税別）です。
メンテナンス料金がキーパーコーティングの施工料金くらいでしょうか？

新規コーティング施工＋防錆施工で、S660サイズのBSの71RSが1セット買えるくらいだったと思います。

すぐに箱替えする方々や、オープンカーを高速洗車機で済ませる強者の方々にとっては高いと言われそうですが、S660は大事に長い間所有して居たいと思いますので、今回、先行投資しました。

施工完了後、すぐに車庫に入れて、来年の春まで冬眠です。

久しぶりにS660の整備手帳でした。

おしまい‼️