最近釣りの内容はともかく、数はいまいちの事が多い。
この日は数が釣りたかった。
自分の釣りレベルでは数が釣れるのはチカ釣りである。
数釣ってもつまみにもおかずにもなるチカは楽に消費出来るし、冷凍庫の中のチカの在庫も尽きており食べたくなったのもある。
小樽の北浜岸壁でチカが釣れている情報があるので、朝からチカ釣りに集中して釣ろうと早朝から小樽に向かった。

色内側から見た北浜の様子(日曜なので日中は車ビッシリである)
北浜横の道路でネズミ取りやってたのでひっきりなしに車を止めるホイッスルの音が聞こえていた
来た時はどこも空いていたので色内、北浜岸壁とどちらか迷ったが、久々に「くの字」で釣ってみようと釣れているという情報の北浜ではなく色内を選んだ。
チカ釣り最盛期は日曜は本当に朝早くないとなかなかくの字のいい場所には入れないので、空いてるときくらいここで釣ってみたくなったのだ。
釣り座を構えてすぐの朝まずめタイムはそこそこ良く釣れた。
30匹前後、いわゆる天麩羅サイズの小型のチカだ。
まあ時期的にはあまり大きさは期待出来ないので仕方ない。
7時過ぎるくらいからボチボチ勢いは衰えポツポツ釣れる程度になってくる。
情報では午後の方が釣れるという事なのでこれは計算通り。
この日は色々試してみたが午前中はタナはかなり上の方にあった。
海面下1〜2mあたりだろうか。チカ釣りだと普段は竿先はかなり海面近くまで寄せる(竿次第だが色内だと水深3〜4mを中心に狙う感じ)くらいでちょうどいいがこの日の午前は割と浮かせた方が食いつきが良かった。
タナを下げるとウグイが良くかかったので小さいチカ達はウグイを避けていたのかもしれない?

釣れるチカは小さめ
この日は一日粘るつもりなので勝負は午後からと考えていたがその通りで昼過ぎから散発的に群れが通るのかそこそこ釣れる時間が増えていく。
ただ勢いが出てきたのは15時以降だった。
16時台は置き竿がフル回転状態で正直疲れるペース。
今日はアミエビの塩締めサボったせいでこの時間になるとアミエビの溶け方が激しく針につきにくくなり手返しが悪くなる。(これはこの日の反省点)
手返しも悪くなるが釣れるペースの割にダブルトリプルが少なくなる。
しっかりアミエビが針にかからなくて1匹針にかかると他の針のアミエビが脱落するのが多くなるからだ。
多分アミエビの擦り付けが上手くいっていればこの時間帯にもっと沢山釣れたと思う。
このペースなら日の入りまで居ればもっと釣れたのだが流石に半日居ると疲れる。
まだ釣れてはいたが17時でギブアップし納竿。
収穫は163匹。
午後から日の入りまで居れば余裕で200は越えてただろうなあ。
あと教訓。長居するときはアミエビの締めで手を抜くな。
もしくは氷らせた予備かアミピュアとかも持ってけ。
いや、実際普段なら予備のエビ持って行ってるんですけどね・・・。
この日はついうっかりクーラーに入れるの忘れたという・・・。
釣りは「準備」が大切と言う事です。
小型ながら栄養状態がいいのか結構腹に脂ため込んでいる個体が多かった。
小さいが故、骨が全然気にならない天麩羅がサクふわで非常に美味しかった。
大きいチカも食べ応えがあって美味しいが、小さいのもワカサギに近い感じでこれはこれで好きです。
(要はチカは大きかろうが小さかろうが美味しいのです)
長時間過ぎたせいか翌日腰が痛かった。どんだけジジイなんだよ自分・・・。
Posted at 2016/06/07 00:58:27 | |
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