平成中村座

先月から浅草寺境内で行われている「平成中村座」の公演。
中村座の浅草での公演は5年ぶりくらいでしょうか。
特設の芝居小屋で中村勘三郎座長が2ヶ月にわたって公演をしています。

妻＠ががんぼは歌舞伎やお芝居はほとんど見ないのですが、「中村勘三郎」の人情もののお芝居と「坂東玉三郎」の踊りは好きなほうです。

先月の出し物は「仮名手本忠臣蔵」。これはチケットを買ったものの都合が悪くなって行けませんでした（X_X)

そして、今月は「法界坊」。ニューヨーク公演も好評だった出し物だそうで、期待できます。

昨日、浅草寺でお参りしてから夜の部の芝居小屋へ。
5年前とほぼ同じようなつくりですが、改善された点がいくつかありました。
感心したのはトイレの順番待ちの交通整理の人を置いたこと。入る人と出て行く人の列を整理し、スリッパをそろえるなど、短い休憩時間でもお客さんが混乱しないようにしてくれていました。

いよいよ公演。

かなりのユーモアで、堅苦しい歌舞伎のイメージは全然なく、勘三郎さんはじめ役者さんたちのサービス精神たっぷりの公演でした。さらに舞台装置と衣装、照明のコントラストの素晴らしさ、うっとりするような美しさはなんともいえずよかったです。

クライマックスは本当にすごくて、ここでしか味わえないような素敵な演出で、
観客のスタンディングオベーションに応えるカーテンコールは3回ほどありました。
楽しかったです♪