
世にも奇妙な物語でやっていたお話。
エネルギー不足に喘ぐ社会。
節電のため各社に「発電課」が設置され、
リストラ寸前のサラリーマンが配属される。
主人公はそんな「発電課」の課長。
その仕事とは自転車を漕いで
ダイナモ発電をするというものだった。
会社だけでなく、家でも自転車を漕いで発電。
息子は彼のそんな姿を見て冷笑する。
どんな仕事であっても、馬鹿にされても、
家族のために自転車を漕ぎ続ける主人公。
だが、無理がたたって心臓発作で倒れてしまう。
その手術中に電力不足から停電になってしまう、
このままでは手術が続けられず、命の危険が迫る主人公。
その時、今まで父親の仕事を馬鹿にし続けた息子が
自転車に飛び乗る。
父の手術のために猛然とペダルを踏み、
ダイナモ発電を始める息子。
一命を取り戻す父親。
やがて、国家的大プロジェクトとして
スペースシャトル打ち上げが行われることとなる。
全国各地から集められる「発電課」所属サラリーマン達。
その中には主人公と息子の姿もあった。
そして、一堂に会しておもむろに愛用の自転車を漕ぎ始める……。
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Posted at
2010/04/03 11:17:32