本日付で、所属部署のO部長が退職となりました。以前の職場から通算46年間のサラリーマン人生です。我々所属部員は何事も無い様に振るまいました。さびしさを堪えて・・・。私の勤めている会社にやってきたのは、7年前。その際は出向扱いでした。3年後転籍して正式に社員となりました。当時私のいた部署は銀行から目の敵にされ、苦境にたたされていました。その状況を打開しようと、O部長に来てもらったのです。O部長は私の所属していた部署の販売商品の第一人者。神様みたいな存在。その頃私は北海道にいて、私の師匠であるN執行役員から私の話を聞いていたらしく、所属部署が事実上お家おとりつぶしになるとわかるやいなや、無理矢理私を東京に戻してくれた恩人の一人なのです。戻してもらったのは良いものの、私はコア事業の商品を販売した事は皆無でした。しかしながら、会社の要の部署に抜擢をしてくれました。そして何故かその部署の部長は、O部長だった訳で・・・。こんな幸せな事は無い、<神様>と働けるんだ!と家内に珍しくはしゃいで喜んだ事を覚えています・・・。イチからのスタート。とにかく3年間がむしゃらでした。前任者があまりにも優秀すぎた為に、中々思い通りに行かない。でも部長は見えないところでサポートしてくれていました。私には目標がありました。ノルマをクリアーするのは当たり前、今まで他の部員がやった事が無い事をトライしていました。結局O部長の在任中に果たせる事は出来なかった、そして先日無くなった元上司にも・・・・。自分は愚か者で、恩知らずな奴だと悔しくてたまらない・・・。何時の頃からか、<神様>は<親父>の存在になりました。その頃にはもう<会社を去る>というリミットが見えていました。そして今日、一つの時代が終わりました・・・・。さてこれからどうしたものか・・・。いっぱいもがいて悩んで、お酒の席で相談しよう・・・。O部長の好きな<河豚のひれ酒>を飲みながら・・・。自分の目標に到達するには、まだまだ能力と努力が足りない。見てて下さい・・・・、他の部員も同じ気持ちだから・・・・。