2015年04月20日
「トヨタの新車の値引きがスゴイ!新車を54万円引き?」
某情報発信サイトにあったタイトルの文言、「ホント?」と思ってクリックして記事を読んでみたら、なんてことはない、下取り車をディーラーではなく買取り専門業者に買い取ってもらって、ディーラーとの差額を謳った記事でした。
タイトル文だけを読んだら誰でもトヨタの新車は54万円引きで買えると思いませんか?
タイトル通りだとすると、下取り車がなくても54万円の値引きで買えることになるはずです。
こんなことができるなら、喜んでトヨタ車を買いますけど、モデル末期や不人気車・新古車じゃあるまいし今時こんな好条件で売ってくれるディーラーがあるわけがない。本当に54万円引きなら”スゴイ”と思いますけど…
お目にかかりたいわ(>_<)
下取り査定サイトへの誘導記事で、内容は新車購入の手元資金が増えただけ。肝心の車両本体からの値引きは全く書いてありません。記事はディーラーの下取り価格11万円が買取り業者では65万円、その差額54万円をタイトルにしたものでした。「54万円損するところでした」なんて、さくらみたいな購入者のコメントが載っていましたが、結局のところ値引きの記事でもなんでもありません。
そもそも新車購入時の値引きとは下取り車の有無にかかわらず、車両本体価格やオプション装着品などから差し引くのが『値引き』と理解していますけど間違ってますか?
現ヴェルを買う時も下取り車の上乗せはいいから、その分本体から引いてと交渉しました。消費税の金額も変わってくるからノウハウがある人は同様の交渉をしていると思います。
下取り価格と買取り価格のニュアンスは少し違いますが、どちらも新車購入資金に充当することは同じ。高価買取を掲げている大型のチェーン店などは期待できるかもしれないけど、同じメーカーの車なら自社製品を高く設定してあったり、新車購入が前提となれば価格調整の観点から高く下取りしてもらえるケースもあると思いますから、どっちが得かは言い切れないと思います。
さて、記事に戻りますが買取り専門業者への売却を否定するつもりはありませんが、このタイトルの言い回しは根本的に誤解を招く記述だと思います。この内容は値引きじゃない!
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Posted at
2015/04/20 22:22:32
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