ダイニチ製ファンヒータ　気化器修理

自宅でダイニチ製ファンヒータを使っているのですが、E03というエラーが発報し、自動停止・・・
メーカーWeb pageによると以下の内容です

原因としては次のことが考えられます
燃焼状態が悪い（不良灯油などによる火力低下、不完全燃焼）
炎検出装置の誤作動（センサーの故障・シリコーン付着（PDF:649.5KB））など

センサーのシリコン付着が考えられるため、開けてみる事に・・・

なお場合によっては火災・不完全燃焼による中毒の危険性がありますので、自己責任でお願いします。

フロントパネル下側のビスを外すと、ガサッと外れます。
その後燃焼室のパネルのビスと折り返しを外すと遮熱板が外れ、フレームロッドなどにアクセス出来るようになります。

フレームロッドと点火器が白くこびりついています･･･。
ヤスリとナイフで表面を削ります。

当初はフレームロッドを磨くだけのつもりでしたが、気化器にカーボンが溜まり燃焼不良になるとの記載が多く、合わせて掃除する事にしました。

気化器は燃焼室右側にビス2本と爪で止まっていて、燃料供給パイプ2本と配線を2本抜くとフリーになります。

気化器ユニットからネジとステーを取り外すと、気化器本体が抜けます。
気化器本体を分解しますが、写真の通りの構成です。
無くしたりなめたりしないように・・・

抜けたニードル


・・・きちゃない

一所懸命にカリカリやった結果、ここまではキレイになりました。

今回はしませんでしたが、カーボンは差し込む側にも大量に付いていますので、パーツクリーナーやブラシ・綿棒でよく拭き取っておく事をオススメします。

後は戻していきますが、適宜掃除機でホコリを吸いながら片付けます･･･。
後部の吸い込み口なんかはホコリまみれで、あからさまに効率が落ちている感じでした。

気化器を戻したらば、フロントカバーを戻す前に燃焼確認を行います。

炎色(基本青)・臭い・異音などを確認し、異常がなければフロントカバーまで戻します。