先日久しぶりに邦画を観に行った。
‘
クライマーズ・ハイ’
ノンフィクションな題材なので事故そのものの
リアルな映像描写よりも
ブンヤの視点で題材を追うって展開は
巷のレビューなどで分かってはいたが
あーいった展開だとは・・・
私はまた別な視点であの事故をこの映画を通し視聴した。
本題とは直接関係しないが印象に残った映像として・・・
映画の中で登場する群馬と新潟の県境の土合という谷川岳近くの駅。
下りのホームだけが地下にある。
画像はそのホームあたりから地上を映す。
何ともSFチックな世界のような描写である。
実は1985年夏、当時出張で大阪に入る事になっていて
日航123便東京発18:00大阪伊丹行きに
あの事故の数日前乗降していた。
よく覚えてないが四五日前だった気がする。
当時勤めていた設計事務所内でラジオを聞いていた時
夕刻そのニュースは流れてきた。
当時の先輩が・・・
「あっ、その便ってwilliamがこの前乗ったやつじゃん!」と。
新幹線で行く手もあったが当時の私はなるべく出張に飛行機を使いたかった。
単に乗り慣れたかっただけだったのだが。
その事故機も満席だったが私の乗った便も満席だったのを覚えている。
従ってキャンセル待ちでたまたま乗れたり乗れなかったり
出張のスケジュールは直前まではっきりしないので
ほとんどが二三日前の予約でありキャンセル待ちはしょっちゅうであった。
特に8月は世間が休暇に入る月で満席が相次いだ。
東京―大阪行きは便も多く確か当時は3社の乗り入れがあったようで
あの事故機に搭乗するのは確率的にも低いはずなのだが。
とにかく運命とは分からないものである。
その事故機に搭乗していたならその後フェラーリに乗る事もなかったわけで
会社を設立する事もできなかったわけだ。
せっかく運良く?生を授かったんであれば
もう一丁、生甲斐でも見つけてみようか・・・
私にとっては‘搭乗したかもしれない?視点’で鑑賞したような。
他の視聴者とは違った視点で観たような気がする。
Posted at 2008/07/21 12:57:37 | |
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