2010年10月27日
新生AWレポート
AWが動き出してから早1週間たちました。
距離としては未だ500キロ程度の初期慣らし途中ですが、
馴染んでいくにしたがって動作がスムーズになり、3千回転までの街中走行レベルでも
扱い難さを全く感じさせない非常に素直なエンジンです。
あまりに素直すぎて退屈になると眠気が襲ってくる程(笑)
86より車重が重い為か、昔試乗させてもらったガチロクに比べれば、インパクトやパワー感は薄く感じます。
しかしながら、吸気音やモーターのようなエンジン音が背中から伝わってくる感覚はFR車やSCエンジンには無い独特なもので気持ちがいいです。
排気温度の低下と隔壁に貼り付けた遮熱剤の効果か、半日近く乗り回しても汗ひとつかかない程快適です。
(昔は冬場の深夜でも、エキマニの熱で背中がぐっしょり汗ばむ程過酷でした。)
予想外で驚かされたのは、この度NAミッション化と同時に導入されたクスコRS(LSD)が
SC時装着されていたKAAZの物とは比べ物にならないほどイニシャルトルクが高く、
MRで空転ロスがない分、バキバキとダイレクトに音を立ててくれます。
今まで体験したことが無いほどの音の為、思わず社長に「大丈夫?」と伺いに行った程^^;
エンジン特性は、SCと比較すると、1000回転以下が使え無い為、街乗り重視であれば、SCのままの方が非常に扱いやすいです。(坂道アイドル発進できるほど低速トルク太いですから・・・)
対してハンドリング面に関しては、リア周りが軽くなる恩栄が大きく、フロントの接地性が向上。
足回りの変更なしで、8○キロ台の走安性が格段に良くなっています。
それ以上はまだ回転縛りの為出そうにも出せないので、未体験ですが、第一印象としては良好です。
オイル周りは、社長の提案の為、油温計の復活とエレメントブロック移動のみ。
街中では95度前後で安定。仕様変更前と比較すると10度近く下がっている事から、エレメントに風が当たるように移動させる効果は非常に有効です。
今後慣らしが終わり、負荷を掛けていくに従い、油温がどのように上がるか確認してから
仕様維持⇔オイルクーラー増設⇔オイルラインにサーモスタットを追加等仕様方針を検討していきます。
目標としては、超高負荷時に油温110度安定。
低すぎるのもエンジンにとってはよろしくないそうです。
今後の予定とすれば、社長から課せられた1000キロ3千回転縛りを来週の水曜日までに終わらせ、オイル交換と総チェック+ECUマップリセッティングの為一度APNへ入庫させます。
まだリミッター解除とはいけませんが、解き放つ瞬間が楽しみです。
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AW進化論(謎 | 日記
Posted at
2010/10/27 23:56:17
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