AQUADROP COATING FACTORY (アクアドロップ) BASE FOR LIGHT COLOR (BL 100)  

これまで我が愛車W210後期ワゴン(S210) E320アバンギャルドのコーティング時の下地処理にはCARWASH SHIFT (カーウォッシュシフト)のフェイスフィクスを使用してきました。
そろそろ無くなりそうなので調べたところ、どうやらカーウォッシュシフトは潰れてしまったようです。
様々な液剤は非常に有効な製品だったので、潰れて消滅してしまったのは残念です。。。
一度だけ隣のカート場の帰りに立ち寄った際に、液剤を購入するために実際に店内に入ったことがあるのですが、6-7年前当時で廃墟寸前というようなスラム状態だったのは事実です。。。

ということで、気を取り直してフェイスフィクスに相当する製品を探して見つかったのがこの製品です。
フェイスフィクスの特徴は、
1. 超微粒子コンパウンドであること
2. 細かな傷を軽く埋める効果がある特殊樹脂(アルキドレジン)が入っている
3. シリコンオフで脱脂しなくてもそのままコーティングに入れる
これら3点です。
実際に使ってみないと分かりませんが、このAQUADROPのBASE FOR LIGHT COLOR (淡色車用)は1～3の要素を兼ね備えているように判断され、今回フェイスフィクス代替として購入してみることにしました。
まだ使用していないので良し悪しの判断は出来ませんが、非常に期待している下地処理コンパウンドです。
唯一フェイスフィクスと一目で違いが感じられるのは、液剤の色味です。
ご存知の方はすぐ分かると思いますが、フェイスフィクスの液剤は黄味が掛かっていました。
一方でこのAQUADROPのBASE FOR LIGHT COLORの液剤には一切黄味が無く、他のコンパウンド剤にありがちなライトベージュのような色味です。

フェイスフィクスはコンパウンドでありながら、処理後のボディ表面にコンパウンドの粉がやたらと残ることはなく、コンパウンドの研磨剤の粉は決して多くないものだったと思います。
一方で伸びも良く施工しやすい薬液だったと言えますので、果たしてこのAQUADROPのBASE FOR LIGHT COLORの施工性がどのようなものであったのかについては、実際にちょっと使用してみたところで再レビュー及び整備手帳へのアップをさせて頂きます。

フェイスフィクスの時もそうでしたが、ベース処理剤というのは研磨力が高くないので、車体外側のドアハンドルのところにしばしば発生する小傷や、ちょっと拭くだけでは落ちない微妙な汚れ、そして色のクスミの原因となる軽い水アカ除去にも極めて有効です。
但し、これらを使用すると車体表面は一切コーティングの無い裸状態になってしまうので、スポット的に研磨した場合にはCCウォーターゴールドとか、シュアラスターのゼロプレミアムなどの簡易コート剤を塗布して露出状態を保護することをおススメします。
裸状態だと極めて汚れや水アカが付着しやすい状態になりますので。

製品には1枚目の写真にあるような施工用のスポンジ(青いパッドが裏面に付いたスポンジです)が付属してきます。