ゲージツと食欲の秋【上野編】

鶏画家とあがめる「伊藤若冲」の作品『動植綵絵』が見られると、上野の東京国立博物館で行われている「皇室の名宝」展の1期を見に行ってきました。
皇室が所有する近世・近代の絵画や工芸品といった名宝が、天皇陛下ご即位20周年記念ということで見られる嬉しいチャンス！
これは行かねば！

土曜日でお天気もよく、絶好のお出かけ日和…ということは人出も半端でなく…(^^;
絵を見るより人を見てる感じでした…（NHKで取り上げた直後だったらしい（＞＜））
絵画展にオペラグラス持参の人が居て、むむ、その手があったか〜と。こういう黒山の人だかりの時には有効な手段ですな。次回は手に入れておこう。
とりあえず空いてるうちにと、ミュージアムショップで散財し（爆）、空いてる所から見て回り、見たい所はがっつりとかぶり付きで見てきました。
若冲の固執的なまで書き込みとサイケデリックな色使いは、まるで昨日描かれたかのような鮮やかさ。やっぱすごい☆
思いがけず見られて感動したのが高村光雲の『矮鶏置物』。
表紙の矮鶏の木彫の置物の写真に引きつけられて、以前買った図録。その姿は、まるで生きているかのよう…。あまりのかわいらしさに、いつか実物みたいな〜と思って解説を読んだら、皇室所蔵、と…。あ〜、そんなん見られないよ〜（＞＜）と思っていたんですよ。
したら、今回その置物が展示されていて、大興奮！
実は若冲よりもかなり感動してしまいました。ずっと見ていたかったくらい…
調べてみたら光雲をして2年がかりの作品なんだとか…スゴい、スゴすぎる…

特別展を見た後は、せっかくなので常設展を回ったり。これらの収蔵品が納められている建物自体も明治や昭和始めの建物で、古建築スキーなわしの心を鷲掴み☆
それらのたてものガイドツアーもあったらしいけど、知ったのは終わった後で…(T_T)
また来たいな☆
そんなこんなで博物館には計5時間ほど滞在してました。足、棒を通り過ぎて丸太（え？いつもだ？爆）

その後、時間をつぶしながら夜の「食欲」の部を待つ…

6時に大学時代の友達、かよっぺとじゅんちゃんと落ち合って、おいしいイタリアンとトーク（てかわしの一方的なマシンガントーク？！汗）を堪能〜
う〜ん、久々のイタリアンはうまうまですのう〜☆
お腹いっぱいになった所で、カラオケを1時間。歌い足りねえ〜！（爆）
かよっぺのおめでたい話や、じゅんちゃんの美声に、あっという間のひとときでした。
また遊んでね〜☆＞お二方

遊び疲れたわしを、やさしい旦那さまが迎えに来てくれた所で、お開き。
いつもすみませんです…m(_ _)m＞旦那さま

展覧会は平日に来ようと反省した、朝から晩までがっつり楽しんだ一日でした。