Konnfeir ハーフカバー  

このハーフカバーは1年ぐらい使っています。スキマから葉っぱとか入り込むし、ボディとの密着が強いところにはスリキズがついたこともありました。

これでは本末転倒なのでフルカバーを買ってみたこともあります。ただ、畳むと想像以上にかさばり、取り扱いがさらに面倒くさくなりました。

ある朝車を見に行くと、夜中に突発的な嵐があったようで、カバー片側が外れてしまっていました。別途ゴム掛けを車の下にくぐらせて補強するなんて、推奨されているかもしれませんが毎日やってられません。完全に不意を突かれました。

水溜りに不織布側がべっちょりついてしまい脱力。ボディと触れる内側には砂やら泥やらがたくさん着いていてガッカリしてしまいました。

不織布は絡みつくので、ホースのジェットで洗っても、汚れは取れたり取れなかったりです。そもそもバカでかいバスタブ状のカバーを広げて洗うなんて大変すぎでした。洗っているうちにさっき洗ったところが知らぬ間に地面に着いちゃたりしてて、もうカチンときてウンザリしてしまいました。そのままフルカバーは捨ててしまいました。

この間、車の外気温計が38.5度を示しているのを見てしまいました。一度しまいこんだハーフカバーですが、なんだか車が可哀想で被せてあげたくなりました。天気アプリでは最近の紫外線指数が軒並み高く、仕事中も脳内が塗装膜の心配ばかりで、精神衛生上、仕方なくハーフカバー生活を再開することにしました。

ハーフカバーはドアノブもボディ側面も丸出し。実に中途半端な代物です。まあでも、住宅街でよく見る戸建て駐車場の簡易屋根も、太陽の位置によっては車両の側面に紫外線が降り注ぎます。ハーフカバーもそんな感じなのだと自分に言い聞かせました。

ハーフカバーとは、車の上に車サイズのシートがプカプカ浮いているものだと、それでも何も無いよりはマシなのだと、あくまで個人的な結論ですが、そう思うようにしました。

1年経ちました。とりあえずどこも破れてはいないようです。ゴムバンドはくたびれてきたように見えます。それでも問題無く使えています。

脱着はけっこう慣れました。それでも、雨の日や雨上がりに外す時は非常に面倒です。捨ててしまいたくなります。

そういう時は、剥き出しの外装が太陽光でチリチリ劣化することを思い浮かべるようにしています。塗装の劣化か、無いよりはマシな屋根か、、そうやって天秤にかけるようにしています。今のところこの面倒くさいカバーというものを許せているっぽい今日この頃です。