
「アンカー エンデューロ向けベストフィッティング &横浜市スポーツ医科学センター フィジカルチェック」へ行ってまいりました。
http://www.cyclepark.jp/about/f-check.html
横浜市スポーツ医科学センターの方が「どんどんブログで宣伝してください」との事でしたのでレポートします。w
レース参加者全員に「アンカー エンデューロ向けベストフィッティング &横浜市スポーツ医科学センター フィジカルチェック」の募集メールが来て、「レース参加者が応募の条件」だったのでとりあえずダメ元で応募。
きっとかなりの競争率だと思っていたので当選しないと思っていたら9/2に「キャンセルが出たので参加しませんか?」と電話が。w
もちろん快諾。
当日の話ですと、応募は70名だったそうです。参加は6名。
無料では無く\8000の費用が掛かるのですが、アンカーフィッティングと体力測定が付いて\8000は安い。
自転車競技専用の測定項目なので、通常のフィジカルチェックでは受けられないし。
当日は6時に目覚ましをセットして5時半に覚めた。w
しっかりと30分位柔軟をして出発。
マック都筑IC店で朝マック。
食べながらウォーミングアップがてらのサイクリングのルートを考える。
とりあえず中原街道の坂の具合をチェックしたかったので中原街道を下る事にする。
港北ICから鶴見川を上る。土曜だが鴨居駅付近のCRは通勤客と通学が多い。
1mほどしか幅が無いCRを2人並んで歩いているKYな奴が多数。とても走りづらい。
そんな中わ走り中原街道に付き左折。
ここからは坂が多数ある。
7%位の坂をアウター縛りで何とか登り切る。
何とか葉山まで自走できる自信が付いた。
時間が1時間ちょっとあったので30分走ったらUターンする予定だったが予定を変更。
中原街道から16号→環状2号→新横浜→日産スタジアムへ。
環状2号には坂が多いがこれにもチャレンジしたかったので行ってみた。
足に疲労も感じずになんとかクリアー。
ロードバイクに乗り始めて5ヶ月。だいぶ私も成長したものだ。www
予定よりも20早く到着したので日産スタジアムの周りをクールダウンがてら回る。
受付時間の8時半前にスポーツ医科学センターへ入る。
そこには参加者のローディーが数人到着していた。
町田、昭島、戸塚、仲町台からとそれぞれ皆さん自走できていました。
少し遅れて茨城から来た女性の参加者の方が来ました。
他の方の太ももやウェアを見ると年期が入っているのが分かります。
たぶん私が一番の「初心者」でしょう。w
受付を済ませてスタッフの紹介。凄い人数のスタッフが私達6人の測定をしてくれます。
最初は「形態計測」。
体重、身長、体脂肪率の測定。
自宅の組成計よりも低い数値が出てうれしかった。w
次の項目は「バイクフィッティング」。
身長は測ったので、あとは股下を測定。
データを元に「アンカーのフィッティング用バイク」でサドル高さを決める。
なんと、現在のサドル高さよりも15mmも低い。
次にサドル前後位置を決める。
ペダルが3時の位置の時に、膝の角度が110度になるようにして膝下垂直下にペダルセンターが来るようにサドル前後を決める。
ここでまた驚きの事実が。サドルが今の位置よりも20mmも後ろになった。
決して漕ぎにくい事は無く、むしろ漕ぎやすい感じがした。
とりあえず「アンカーシリーズ」でもっともポジションに近い物をはじき出して終了。
2mm以内の誤差でピッタリのフレームがあった。欲しくなるわ~。w
欲を言えば、自分のバイクのフィッティングを出して欲しかったです。
次は「乳酸性作業閾値」の測定。
いわゆる「LT値」です。
この測定により、各心拍数及び負荷(W)ごとの乳酸値がわかります。
エアロバイクに自分のLOOKのペダルが付かないのでスニーカーにバンドペダル?で漕ぎ出す。
測定方法は4分ごとにペダルの負荷が1段階づつ上がる。
平常時に血中乳酸値を測定。
負荷が上がる前ごとに血中乳酸値を測定。
ケイデンスは90縛り。ケイデンスを維持出来ない負荷段階になるまでこぎ続ける仕組み。
最初の負荷は80WATT。以降40WATTづつ上がってくる。
80W、120W、160W、200W、240W、280Wと漕ぎ続け280Wになった瞬間「これ以上は90KDを維持出来ない」と悟る。w
280Wの終わりので漕ぐ事にしてもがく。もの凄く4分間が長く感じた。8分くらいな感じ。
なんとか280Wを漕ぎ切って終了。心拍数は189。www
ここで一端「死にました」。w
その後休憩して昼食。
食堂で食べた「つけ麺」が以外に美味しかった。
大抵の場合、あのような所の食べ物は不味いのが相場だが、想定していなかっただけに余計に美味しく感じたのかも。w
午後の一発目は「パワーマックス」。
最大無酸素パワー測定です。
負荷が4段階上がり、10秒づつ最大回転数を出すように「もがきます」。w
この測定で「スプリントパワー」が分かります。
とりあえず「もがいて」軽く「死にました」。w
数値は最大無酸素パワーが857W。
他の方よりは少し低かったです。
私は「スプリンターでは無い」という事がはっきりと分かりました。w
次は「骨密度」の測定。
自転車乗りはその運動方法の性質上「骨粗鬆症」になりやすいそうです。
特にレーサーには多いそうです。
その為の測定だそうです。私は全く問題が無く「20代相当」だそうです。w
まだ2000kmしか乗ってませんからね。
次は「サイベックス」。
ももの上と下の筋力の測定です。
大腿四頭筋・ハムストリングの筋力測定です。
60deg/secと180deg/secの二つの速度で最大筋力を測定します。
膝の曲げ伸ばしを歯を食いしばってやります。
左右数値がほとんど同じでバランスが良かったです。
数値は「中学生のサッカー選手から20歳代レベル」だそうです。w
次は事前に提出した日常の食事の問診票を元に計算した摂取カロリーや栄養バランスの講義。
ロードバイクに適した栄養素や問診票から導き出した不足している栄養素をどのうよに摂取するかを聞いた。
大変参考になった。
次は「アライメント」の測定。
両足、片足で屈伸をした時の膝や腰や肩の動きや傾きを調べます。
休憩後に全測定データが配布されて講義。
全員の比較データをグラフ可して比較。
私の体力は意外にも他のロードバイク歴が数年ある方と遜色の無いレベルだったのには驚いた。
昔やっていたモーグルスキーが役にたったのだろうか・・・。
5時ごろ終了。
後半は凄く眠かったです。
これで自分の体力の指針が出来ました。
これを元にどのようなトレーニングをして行くか考えなければなりません。
今回は特に「LT値」が分かった事が最も良かったです。
これで乳酸値が増加する心拍数(ワット)が分かったので、走りの組み立てのバリエーションが大幅に増えて、最も効率の良いトレーニングが出来ます。
■ 身長、体重、体組成
■ 乳酸作業閾値
■ 膝伸展・屈曲トルク測定
は普段でも測定できますので、お勧めいたします。
http://www.yspc.or.jp/ysmc/facilities/physicalcheck.htm
とりあえず、私は1年ごとに測定する予定です。
クラブやチーム単位でメニューを組んで測定項目を決める事も可能だそうです。
興味のある方は問い合わせをしてみてください。
さて、10/1のアンカーサイクルパークフィスティバルロードレースに向けてどんどん追い込みます。