【考察編】Silk Blaze LEDミラー取付

ウインカー作動時にミラー内部も点灯するシルクのミラーですが
取り付けにあたってブラインドスポットインフォメーションなる壁が存在します（ ; ; ）
先人方が室内移植で対応しているので自分なりに計算してエラーの回避に挑戦してみようと思います。

みん友の 剣さん に色々相談してそれも踏まえて考察してみました！

⚫︎前提として数値は実測値でおおよそのものです、また後述されるデータ等は自己責任で活用して下さい。
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ということでまずブラインドスポットインフォメーション インジゲーター（以下インジゲーター）への入力電圧から

ヒンジドア内のカプラーの
緑/白➡︎プラス 赤/白➡︎マイナス
デジタル，アナログの両テスターにて
複数回計測した平均値が
約3.58Vとなりました
バッテリー 劣化など電圧降下時の状況下でも不点灯等にならない様に余裕を持たせているはずなので
定格として❶「3V入力」としているだろうと仮定

同じくインジゲーターの電流値も両テスターで計測したところ

❷「約 0.03A(30mA)」となり

❶×❷=❸「0.09W」 が車体側が正常とみなす消費電力である事になります

また❶÷❷=❹「100Ω」となり
前記したプラス線マイナス線間の抵抗値が出ます

まとめると
・純正ミラー内蔵インジゲーター
❶ 3V
❷ 0.03A
❸ 0.09W
❹ 100Ω

が正常時の仕様となります

車内側に移植するにあたり使用するLEDは
実測値ではなく販売店サイト記載の仕様から

・砲弾LEDアンバー色
＊12V
＊0.3W と分かり公式に当てはめると
砲弾LEDそのものの各値が
＊0.025A
＊480Ω

カプラーからの供給が3Vですので
購入した5φLEDを無加工で取り付けると

3V ÷ 480Ω = 0.00625A(6.25mA)
3V × 0.00625A = 0.01875W となり

LEDの光量は低くなり
正常値の消費電力にも到底及びません
当然メーター内に球切れの警告が出ます

以上の事から砲弾LEDに3V供給した際に0.09W消費させる必要があり
その為には電流値を増加させる必要があります

3Vは固定値の為
変動させることの可能な値の抵抗値のみで対応します

単純に抵抗値を低くしてしまえば電流値が上がり
必然と消費電力も上がります

まずは砲弾LED全体へ
並列に抵抗器を追加し合成抵抗値を下げる場合
並列に並んだ負荷へ流れる全体の電流値は
それぞれの和である事から
0.03A - 0.00625A = 0.2375A で
3V ÷ 0.2375A = 126.3157894736842Ωとなり
約126Ωの抵抗器を並列に取り付ければ良い訳です、、、が
これだと砲弾LEDの消費電力が0.1875Wのままですので暗いままになってしまいます

砲弾LEDが正常の明るさで点灯するには0.025A必要
メーター内の球切れ警告を消すには0.03A必要

なのでダイオード以前の抵抗値を下げ
ダイオードに流れる電流値を0.025Aにする

3V ÷ 0.025A = 120Ω となり
120Ωに付け替えるか
ダイオード以前の抵抗器のみと並列に抵抗器を組み合成抵抗を120ΩにすればOKとなります

また本当なら球切れ警告をクリアするには
全体の電流値を0.03Aまで上げる必要があるが
そうするとダイオードに定格以上の電流が流れ
寿命が縮む可能性があるので

策としては更に上記の回路全体へ並列に抵抗器を追加し
LEDに干渉しない所で足りない分の0.005Aを流してやる
3V ÷ 0.005A = 600Ωで
600Ωを追加すればOK

だいぶシビアですが計算上ではこれでエラーを起さず砲弾LEDの光量も保ちつつ室内側に移植出来るはずです。

時間ができ次第、移植とエラー検証
またシルクブレイズミラーの取付を行おうと思います(o^^o)

長文失礼しましたm(__)m