純正エキマニにバンテージ巻きました

『ミイラ化』だとか『グルグル包帯』だとか、なにやら物騒な表現でおなじみの【サーモバンテージ】。何のためにやるかって、高温で真っ赤になっているだろうエキマニから発せられる熱を少しでも抑えるためです。

写真は純正のエキマニ。
等長じゃなくとも秀逸な取り回しと評判です。

用意したもの。

下調べして分かったことなんですが、確かに“見た目はただの包帯”に見えてしまうサーモバンテージ。しかし耐熱1000℃とか言っちゃってるバリバリの工業製品で結構科学的なモノ。ステンレスとかセラミックとかその他いろいろ含まれているようで、いい加減に作業していると粉塵とか舞って大変なことになるそうです。なにせ作業中は【不快度指数】が上がるらしい。

とりあえず作業着とビニール手袋を用意。
左上に見えるのが付属されていたステンレスバンドです。
バンテージ自体は1インチと2インチの物が一般的なのですが、巻きやすさを重視して1インチをチョイス。15メートル×2本の30メートルを用意しましたが、パイプの直径が仮に5センチでも1周するには15センチですものね。それ考えるとこれぐらいの長さが妥当かと思います。（お値段は4,200円×2）

「粉塵の舞いは水で抑える」ということらしいので、ビニール袋ごと水を入れちゃいました。

所詮『水』問題ないと思います。

結構キツク巻いてあったので、水を手でほぐして中まで浸透させました。

しかしそんな甘いものでもなかった・・・。

まずは完全武装。

ビニール手袋はそれなりに厚く、それなりに作業しやすい物がいいのですが・・・（矛盾）

巻き始めた直後から、いきなり問題発生！
見ての通りエキマニ間にバンテージの束が通りません。

なるほど。
そりゃそうだ。

この程度小さくなれば通りますが・・・

それはともかく、なにやら鼻をつんざく【酸っぱい臭いが充満】してきました！？
「なんじゃ？」

どうやらバンテージ自体に特殊な薬物が含まれているようで、水の蒸発とともに室内にたちこめているみたい。
そしてもっとイヤな事も発生！作業着＆手袋で武装しているにも係わらず、痒い。。。すごく痒い。

不快度指数120％は伊達じゃなかった・・・

臭いや痒さに構っていても仕方ないので作業続行。

とりあえずバンテージを15本に区切って切断することにしました。
例えば赤線部分で切り落としたりする訳です。これによりやっと作業効率が上がってきました。

（関連リンクに続く）