「挑戦の数だけ保険がある」キャンペーンに、今を思う

　東京海上日動火災保険が、「挑戦の数だけ保険がある」キャンペーンを繰り広げていますね。いくつかイラストがありますが、帆船の絵が印象的です。

そもそも海上保険は、「船で物を他国に売りに行く際に、海難事故にあったら以後の生活がパーになる」ことを防ぐために始まったビジネスだそうです。風まかせの帆船による後悔というのは、さぞかし危なかったことでしょうね。「保険をかけたからといって事故は防げないけれど、せめて以後の生活は保証するから、安心してビジネスに取り組んでください！」というのは、損害保険の社会的意義を感じます。

とはいえ、時々「○○って、怖くないですか？」となんでも怖がる人がいます。もちろん、刃物の取り扱いや水泳など、ある種の恐怖心が緊張感を産み、緊張感によって安全が確保されている場合があります。

しかし、英雄や成功者は、「保険がなくても行動する」、「怖いけどやる」ことで利益を得たものです。「保険がないから行動しない」「怖いからやらない」と、成功しないのではなく、収入が充分得られない生活が待っているものです。

人間、挑戦あるのみです！