
先日の寒波では九州や新潟市等、普段雪の積もらない所にたくさんの雪が降って交通機関の障害等被害があったようです。
こんにちは。
ワタクシの住んでいる長野県の北部では、全国的に大雪だと大騒ぎする時は、以外と雪は積もりません。
何せ一晩で30~40㎝では、あまり驚かないくらいなもので…
さる一月十五日に、数え年で二十五歳になる長男が一人前のムラの男になりました。
世間一般での成人式はとっくに終わっております。
ま、田舎の儀式ですな。

知る人ぞ知る、ワイルドで有名なお祭りでございます。
長男も顔中火傷して戻って行きました。
さて、全国版の気象情報で、来週に今季最強の寒波が来ると騒いでおります。
なんか前回も同じようなこと言ってなかったか?
いずれにせよ、来週は悪天候になりそうなので、この良い天気の土曜日を無駄にする手は無い。
かと言って、バイクのカバーを外したところで乗れる訳でも無いし、ならば少しでもキャンプ気分を味わおうという事で、ランチツーリングに行って来ました。
今回のアシは本当に自分の足です。
裏山にクロスカントリーのスキーでツーリングです。
クロスカントリーのスキー?なんだそりゃ?
当然の疑問ですね。一般の方には解る訳がありません。

左側がクロスカントリーのスキー。
右側は比較用に置いた、一般的なアルペンスキー。

まず、最大の違いはその重量です。
クロスカントリースキーは一組の重量がアルペンスキーの片方より軽いです。
そして、靴との取り付け方も違います。アルペンスキーは前後からガッチリと、あのクソ重たいスキー靴を固定します。
クロスカントリースキーは爪先しか固定されません。踵がパカパカ浮きます。
今回履いた靴は登山靴に近い感じです。

なぜ、そんな違いがあるのか?
それは使い方がまるで違うからです。
アルペンスキーは基本的に降るだけです。
クロスカントリースキーは登ったり降ったり平地も走ります。
この画像に写っているのは、スリップ止めのウロコです。
もちろん、競技用のスキーにはこんなものは着いてませんが…
…
ま、実物を見ていただければ理解していただけるかと思います。
来月、お隣の韓国は平昌で開催される冬季オリンピックでクロスカントリースキーを観てくだされ。
クロスカントリースキーは地味ですが、ジャンプ複合のクロスカントリーの方がスプリントレースなので熱く観ていただけるかと思います。
我が長野県からはジャンプ複合で渡部暁斗選手が出場する予定なので、応援していただけたら幸いです。
m(_ _)m
なぜ、こんなに一般的でないクロスカントリースキーについて詳しいのか?
ワタクシは小学生の高学年から高校生までクロスカントリースキーの競技をしておりました。
ま、成績は大したことありません。でも県別、学校対抗というマジックのお陰でインターハイには行かせてもらいました。
さて、クロスカントリースキーについての解説はこのくらいにして本題のランチツーリングに入ります。

ワタクシの地元にはスキー場があるのですが、そこの林間コースを登って行きたいと思います。

木漏れ日の中、ひたすら登ります。

動いたら暑くなったので、ノースフェイスのマウンテンジャケットは脱ぎました。

元々ここは夏場にワタクシがエルメス号で走りに来るワインディングロードです。ヘアピンカーブなのですが解るかな~?

ここも、曲がりながら登るヘアピンカーブです。

何となく妙高方面が見えたりして…
この林間コースは林道を使用して、途中から専用のスキーコースになります。

例によって行き先は決めずに(と言っても一本道ですが…)時刻になった時点でランチタイムにします。

時刻は午前11時をちょっとまわったくらい…
カーブを曲がり終えた直線で、ちょっと良い感じの場所です。ここなら、飛び込んで来るヤツもいないだろ…
(≧▽≦)

ここを、本日のランチタイムの拠点とする!!
(≧∇≦)b
コンパクトチェアを組み立て、キャプテンスタッグの折りたたみテーブルをセットします。
この折りたたみテーブルはコンパクトで良いのですが、高さが無いので、そこら辺の雪の塊でかさ上げしたら良い感じになりました。
まずはお湯を沸かし、ベーコンをスライスし…

ベーコンエッグを作りました。

お湯の沸いた鍋をコンロに戻し、ラーメンを作りました。
ガスコンロは何種類か持っているのですが、
今回持って行ったガスコンロは、コチラ
GストーブSTG-10‐新富士バーナー
http://www.shinfuji.co.jp/soto/products/st-320/
子供たちと釣りに行くときに、カップラーメンのお湯を沸かすのに買いました。
ブック型のケースがそのままゴトク兼風防になるとの商品説明と、見た目のカッコ良さに惹かれて買ってしまいました。
確かに、造りはしっかりしてるし、火力も問題ない…
しかし、角型ということで収納に難があって最近はめっきり使ってませんでした。
ま、今回は鍋1個あれば良かったので久しぶりに使ってみました。
最初はアルコールストーブだけの予定だったのですが、やはりガスコンロの火力は絶大ですね
(;^_^A
チャルメラのパリダカ…もとい、バリカタ豚骨ラーメンと、
ベーコンエッグが出来ました。
タンパク質と脂質が多いんじゃないか?
良いんです。ここに来るまでに結構体力使ってるんだから…

見上げると、青空と雪景色…

目の前には、スキー客…
そうそう、外国人のスキー客には大ウケでしたね。
昼メシ食ってるワタクシに
「ヘーイ~????~(≧∇≦)b」
などと言いながら通り過ぎて行くので、
とりあえずサムズアップして、「ベリーデリシャス!」
と言っておきました。
…

食後の珈琲は外せません
ヾ(≧∇≦)
アルコールストーブも持って行ったのですが、やはり火力はガスの方が強いようです。
早くお湯が沸かないかな~
((o(^-^)o))

少量のお湯でマグカップを温め、珈琲をドリップします。

野外で楽しむ珈琲…
あ~、幸せ~(*´▽`*)
…
楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、ワタクシのランチタイムの拠点も日陰になってまいりました。
もとより、雪の中にそんなに長居するつもりは毛頭ないので
サッサと撤収しました。
実は、こんな所に住んでいながら、スキーを履いたのは10年ぶりくらいです。
今回は、休日に雪片付けの必要がなかったのと、思わず屋外に出たくなる好天のおかげで、久しぶりのプチスキーツアーとなりました。
「三つ子の魂百までも」の通り、体が覚えているのでスキーに乗るのは問題ありませんでした。
ですが、自分の想うように扱おうとすると昔のようにはいきません。今回も、何度か転倒の危険がありました。
バイクに乗る時も同じですが、一番生きの良い時期の積もりでいると反応がついて行けなかったり、失敗する可能性大です。
安全運転?で、スピードを抑えて楽しく乗りたいものです。
(*´∀`*)ノ
たぶん、三日後くらいにモウレツな筋肉痛が来るんだろうな~
(*´Д`*)