
こんにちは。
久しぶりのブログです。
実は、父親が他界したのでお休みしてました。
高校を卒業し、就職の為、愛知県名古屋へ渡った後、
一度だけ北海道に帰ったのが18年前。
それから、仕事にかまけて、電話のみしか会話しておらず、
もちろん、北海道にも帰ってませんでした。
先週、姉より「あと今日か、明日か」の危篤状態なので最後を看取って欲しいと連絡があり、
急遽、飛行機のチケットを確保して、土曜日の昼の便で北海道に・・・。
病院に着くと、いくつもの合併症を患い、
肺炎で両方の肺が膨れ血抜きの為のチューブや、
自発呼吸できないので、喉に管が・・・・。
体に、チューブを挿され、尿が排出できないので、体中がパンパンに膨れた姿・・・・。
でも、目だけ動いてました。
ベットに寄り添い、昔の話をすると涙が出て、意識はまだあったようです。
しかし、血圧が考えられないほど下がり、呼吸器によって生かされているだけ。
その日は、病室に泊まり、夜遅くまで、とめどなく話をしました。
釣りや、キャンプに連れて行ってくれたこと。
思い出を耳元で話しました。
でも、呼吸回数や、血圧は低下したまま・・・
もう、言葉に詰まって、
最後は、「ありがとう。今まで、ありがとう」
といいました。
父に、そう告げると、大きくうなずいて、涙を流して・・・・・
次の日、いくら話しかけても、反応はなく。
目も、一点を見つめたまま・・・・
口も、空いたままふさがらず・・・・
一日、規則正しい心電図を見てました。
どうしても、帰らなくてはいけないので、
次の日の昼の飛行機で、羽田にもどりました。
家に、着いても父親の姿が・・・・・
次の日の朝、姉からメールで、父親が無くなったのを知りました。
私が、病院を出てから4時間後・・・
葬式の準備なのでお、連絡を遅れたことを詫びてましたが、
心のどこかで、そうなると思っていたのか、
落ち着いてました。
事情がある為、北海道に戻らず、
姉夫婦に、すべてをまかせて、いまブログを書いてます。
今回の震災で、家族や親族を亡くされた方も、いっぱい居る中。
最後まで見とれなかったですが、意識がある内に会えてよかったです。
最後の親孝行になれたのかな・・・・
親父。
ありがとう。
Posted at 2011/04/17 12:31:10 | |
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