天体望遠鏡セットでの撮影奮闘記 第三章
投稿日 : 2013年12月31日
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今年の秋から始まった天体望遠鏡での撮影状況記録の最終章です。
今年のうちに覚え書き
12月8日の天体観測準備風景です
ブログの宵の明星撮影前の夕方ですね
望遠鏡の先にあるのは有り明けの月
写真の望遠鏡には、まだ、各種ケーブルも、カメラもついていません
http://minkara.carview.co.jp/userid/250765/car/143650/2599027/note.aspx
の工作結果を実戦配備です(^_=)
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この日までに追加されている装備は、まず、
デュアルスピードフォーカサー
ピンぼけ写真のオンパレードだったので
焦点が合わせやすいように、粗調節と微調節ができるつまみの追加です。
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アイダス LPS-P2・M52
光害対策フィルターを、R200SS鏡筒にと取り付ければ、どんなカメラ撮影にも対応出来るようになります。勿論、EOS 5D Mark3 でも効果があります。
口径52mmなので、既に購入済のコマコレクター3に取り付けることが出来ます。
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35mmフルサイズカメラ撮影での周辺減光低減改善のために、
直焦ワイドアダプター 60 も追加しました。
これも、R200SS鏡筒専用のオプションパーツです。
眼視用の純正アダプターより大きな口径なので、特に大きなセンサーのカメラ撮影で、中心から離れた部分が極端に暗くなるのを若干軽減させます。
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アイダス LPS-P2・M52、コマコレクター3、直焦ワイドアダプター 60、さらに、Tリングアダプターのカメラ側部品をセットすると、こんな固まりになります。
こうしておけば、眼視用と直ぐに取り替えられます。
これらを使って撮影したのが、以下の写真です。
今月のブログに投稿した宵の明星を撮影後に、試してみました。
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アンドロメダ大星雲 M31
SXP-R200SS 直焦点 カメラ: EOS 5D
IDAS LPS-P2 Filter
露出時間: 1min ISO: 6400
Superstar + PHD guiding
50mm/f4 ガイドスコープ
Canon純正ソフト DPPで現像
トリミングあり
カメラの水平方向が合っていなくて、トリミングで対応しましたwww
単回撮影でまだまだ露出時間が足りませんが、大星雲らしくなってきました。
7
オリオン座大星雲 M42
SXP-R200SS 直焦点 カメラ: EOS 5D
IDAS LPS-P2 Filter
露出時間: 1min ISO: 6400
Superstar + PHD guiding
50mm/f4 ガイドスコープ
Canon純正ソフト DPPで現像
トリミングあり
これも画角の縦横が逆で、トリミングで対応しましたwww
ポラリエベース雲台での撮影時よりも遙に綺麗になってきました。
8
プレアデス星団(すばる) M45
SXP-R200SS 直焦点 カメラ: EOS 5D
IDAS LPS-P2 Filter
露出時間: 3min ISO: 1600
Superstar + PHD guiding
50mm/f4 ガイドスコープ
Canon純正ソフト DPPで現像
トリミングなし
明るい星の周囲に、刷毛で描いたかのようなガスが写っていました。DPPでここまで調節すると、まだ周辺が暗くなりますが、フルサイズ画質って凄い! 時間がなかったので、露出時間が短いですが、この夜は撮影終了。
まだまだ課題はたくさんありますが、ようやく天体望遠鏡を使えるようになりそうです。北陸の冬の天気は期待できないので、ゆっくりチャンスを待つこととして、天体望遠鏡セットでの撮影奮闘記のシリーズは一旦終了です。
今年も今日で終了。皆様には、本年も大変を世話になりました。
来年も宜しくお願い申し上げますm(__)m
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