といっても車に少ししか関係無くてすみません…
バブル前後の時代は、コストがふんだんに掛けられて、所有する喜びのある
製品が多かったですね。
憧れというかそんな想いもあって、その時代の車を持ち続けています。
車以外で言えば、NECのPC-98というパソコン。
Windowsの時代となり、ハードウェアで日本語を表示する必要がなくなり
終焉となりましたが、同じ様な想いがあって所有し続けています。
(単にDOSゲームを時々やりたい懐古趣味ともいえますが)
その動態維持を脅かすのが、液漏れコンデンサ。
車でもECU・メーター・オーディオ等、電装品を死に追いやる困った存在。
まだ動作する個体があれば救いたい、ということで、今回はPC-9821Npという
98noteを入手したので、作業紹介です。
いきなり基板の画像
これは、液晶ディスプレイの基板です。
白い長方形のたくさん付いているのが、表面実装タイプの電解コンデンサ。
これの中に入っている電解液が漏れて、近くの基板や部品を腐食させて
壊れてしまいます。
今回の個体は、ぱっと見は問題ありませんでしたが、真ん中当たりの
47uF 16V というコンデンサが2個液漏れしていました。
剥がしてみたところ。
パターンが若干腐食していますが、全然軽微なレベル。
早期に見つけられて良かったです。
この基板、裏にもお漏らしコンデンサが付いています。
白い長方形のタイプ以外に、銀色の丸い奴もお漏らしをします。
今回の個体は大丈夫でした。
このように交換。
足を長くしているのがあるのは、筐体との干渉を避けるためです。
ちなみにこの基板、白いフラットケーブルが半田付けされていて
これを外さないと基板裏が見えないのですよ。
外した直後の写真。
合計120ピン。めんどくさい。でも(だから)面白い。
一気にコンデンサ交換後。
安心して使えるようになりました。
いろんな機器で致命傷になる前に気付いて処置できればと思います。
Posted at 2018/08/16 17:48:40 | |
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