RZN152を手に入れてから2か月ちょっとが過ぎた。
個人事業の営業車としても使っているので乗らない日は無い。
そして、いまだに駐車場に停めた自分のクルマを観て「かっけー!」とほれぼれする。
ありがとう、TOYOTA。
自分はTOYOTA車だけは乗らない!と8歳の時に心に誓って生きて来た。。。(当時は日産ファン。よろしくメカドック育ち。横浜青木橋界隈の日産ディーラーに毎週チャリで通う小学生だった)にもかかわらず、今じゃTOYOTAの文字がかっこよく見える今日この頃。
今日はそんなTOYOTAが産んだ名車RZN152の"思わぬ効用"について書きたい。
幅はさほど無いが、、、なにせ、長い。
我が家の152の場合、USバンパー含めて公認全長5,100m。
この数字は以下のクルマをも上回り無駄にデカいw
□10人乗りのハイエース 4,840mm
(*グランドキャビンを除く)
□ランドクルーザー 4,950mm
□クラウンマジェスタ 4,970mm
□アルファード 4,935mm
で、今まで、近所のスーパーやドン・キホーテ(ドンキ・ホーテじゃないんだよね。唄はドンキ、ホーテー♪なのにw)などへ行くと、店の出入り口からなるべく近い駐車スペースに停めようと必死だった。同乗する家族も「あ、あそこが出そう!」「あ、あそこ空いたよ!」とか、醜いイス取りゲームのような"スペース争奪戦"に神経を尖らせていた。
しかし、RZN152が我が家に来てから、すべてが変わった。
★よく行くスーパーサンエー
店前の狭苦しい駐車場スペースに踏み入れることは100%無くなり、店から離れた第2駐車場に駐車するようになった。いや、「サンエー寄って大根買ってきて!」なんて嫁の指令が最近は皆無に!嬉しい効能ですw
★メイクマン(DIY用品店)
店の入口から遠く、且つ、周囲に誰も止めていない、停めやすく出やすい箇所に駐車するようになった。
★ドン・キホーテ
店の入口からは一番遠く、むしろ"森に近いところ"にひっそり停めるようになった。
そう、共通して言えるのは、もう"迷わない"ということ。
潔く遠くに停めるようになったので、空きスペースを探すという手間がなくなり、むしろ、駐車場に入場してから駐車して入店するまでの時間は、以前より早くなったかもしれない。
そして、"待つ"とか、"スペースを取り合う"なんて醜いこともないので、俄然ストレスフリーなのだ。
駐車場の中でも誰も停めないようなスペースに停めるので、
出ていくときも、他のクルマが「はよどきや!」的に待ってて『さっさと出やがれ的な視線』に急かされるなんてことも皆無だ。
さらに、思わぬ効用は、当たり前だがw、店の入口までしっかり歩くようになったこと。
軽1BOXのアトレーに乗っていたときは、店の入口に近い駐車スペースが寸でのところで他のクルマに取られようものなら、家族から「あーあ」「お父さん、遅いー!」「すげー歩くじゃんかー」なんてクレームの嵐だったのに、なぜかRZN152になってからは、家族の誰も、文句を言わないのだ。そう、こういうことだ。
★軽優先スペースとかもあり入口付近に停められるのに
=お父さんのせいで停められなかった
はクレームが発生するが
★そもそもデカくて入口付近に停められない
=お父さんは悪くないし、そもそもクルマがカッコいい
となると、一切クレームが出ないのだ。
そう、公認全長5.1メートルなRZN152のおかげで家族が、そして父が
身も心も健康的になったのだ。
さらに、今までなかった、家族の連携プレーも見れるようになった。
駐車する場所が店から遠いため、
雨天や荷物が多いときは、嫁と子供を店の出口付近で待たせ
じぶんがドヤ顔して胴体の長いRZN152を回して乗り付け、
おもむろに運転席を降りて豪快にトノカバーをガバーッと重量挙げ選手のように開けると、家族がホイホイと荷物をワイルドに荷台へと積み込む。
で、「よーし、乗り込めいっ!」
なんて言って、身軽になった子供達が後部座席にサクっと乗り込み、
慣れた手つきでシートレバーを操作して、
「お母さん、いいよー」
とか言って嫁を助手席へ誘う。
嫁がシートに落ち着いたのを確認後、
「閉めるぞー」なんつって
助手席のドアを父が「ドン」と閉めて
リヤの1枚窓から恍惚の眼差しで見つめる子供達に軽く手を振りながら
トノカバーの締まり具合をややカッコ付けてチェックしながら
ドライバーズシートへと向かう。
どうだろう。
まるでテレビのリモコンみたいな機械で、別に父じゃなくても
ボタン1つでピピ!とかやって開閉する電動スライドドアで
各自がサッサとシートに収まり、広い室内のおかげで
荷物も各自が勝手に置き放題な今どきのクルマより、
はるかに父の見せ場が増え、一連の動きが家族の阿吽の呼吸連携によって成り立つという2ドア4シーターピックアップならではのこの一体感。
で、極め付けはコレ☟
「ドライブ行こう」
以前よりもはるかに増えた家族のこのリクエスト。
父も、家族も、出かけるたびにワクワクがいまだに止まらないワケで。
Keep On Truckin'