タペットカバー磨き&タペットカバーパッキン交換 後編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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磨いたタペットカバーにガスケット(パッキン)を付けていきます。
使用した三和パッキング工業(株)のガスケットセット
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タペットカバーパッキンとプラグホールパッキンのセットです。
(画像のプラグホールパッキンの向きは上下逆です)
安くて良いです😄
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シリコンスプレーをタペットカバー側の取付け部に吹きシリコングリスをパッキン外周に塗り水平にグッと手で押し込んだ後に外したパッキンを当てがいその上から同じ外径の塩ビ継手を当ててハンマーで叩いて圧入します。
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叩いて入れていくと音が変わるので奥まで入った事がわかります。
で、こんな感じでキレイに取付け出来ます。
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3カ所同じ様に取付けます。
ちゃんと奥まで圧入されているか出面を見て確認します。
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表側からも見てちゃんと取付けされているか確認します。
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今から付ける磨いたタペットカバーと比較✨
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それでは車両に付いているタペットカバーを外して行きます。
外観はまあまあ汚いですね。
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エアクリボックスを外しタペットカバーに付けられているアクセルワイヤーのステー等外して、イグニッションコイルとOCVを外します。
タペットカバー本体を止めているボルト6本外したらタペットカバーが外れます。
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ジャーン!
当たり前ですが初めて見るタペットカバー内部。8万キロ以上走っている車とは思えない程キレイ‼️スラッジがほとんど無い❣️
うちに来てからはちゃんとオイルメンテはしていますが、前のオーナーもその辺りはちゃんと管理していたと思われます。
オイル管理は大事だと改めて思い知る。
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タペットカバー裏はこんな感じ。それなりの汚れや焼けはありますがまぁキレイです。
プラグホールパッキンはまだ弾力が有りもう少しは大丈夫だったと言う感じ。
PCVの詰まりは無いですが交換した方のタペットカバーの方が通りは良いです。
プラグホールと同じでタペットカバーが対策されているのかもしれません。
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内部に異物が入る前にさっさとカバーを取り付けていきます!
いつも使っていたパーマテックスがカチカチに硬化してしまった😅ので今回は使い切りサイズのキタコ液状ガスケットkc-027を使います。使い切りサイズですがタペットカバーに使うには十分な量です。
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タペットカバーパッキンの当たる場所をオイルストーンでキレイにします。後にオイル漏れが無い為に大事な一手間です。
どの車にも共通する角の部分や釜の継手が有る場合(段差)はその部分に液状ガスケットを塗ります。
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この場所(カムギア)は外した方に塗られていたので同じ様に塗っておきました。
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角の2カ所とインテークカムの上側のガスケットがカーブしている所の計3カ所に液状ガスケットを塗ります。
kc-027 なかなかの速乾で色はブラック。
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磨いたタペットカバーをそっと載せて6本全てのボルトを均等に手で締め後はラチェットで内側から外へ本締めします。トルクレンチは無いので感覚です♪
一通り閉めたら再度増し締め。
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外したステー、イグニッションコイル、エアクリボックス等を取付けして元に戻します。
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コチラがうちのネイキッド(2003年) から外した5番刻印のタペットカバー。
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裏を見るとプラグホールパッキンの大きさより鉄板の開口が小さいです。
って言う事は5番刻印のタペットカバーもプラグホールパッキンは加工しないと外せないって事です。プラグホールパッキン交換非対応品でした。後期型は全て対策済みと思っていましたが違う様です。
外したタペットカバーは倉庫の奥にしまっておきます。
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コチラはタペットカバーを外した時にOCVを外したので、そのまま取り付けても問題は無いと思いますが手持ちで一般の工業規格P14フッ素ゴムのOリングがあったのでオイル漏れ予防の為交換しておきました。Oリングって熱や圧力でクセが付いているので一度外して再利用するとオイル漏れを起こす場合があるので…一応念には念を。
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作業完了です!
オイルパッキンからのオイル漏れ予防整備とタペットカバーの磨きカスタムを兼ねた整備でしたがとても良い感じです。タペットカバー内部も確認出来たし、プラグホールパッキンは距離も距離なのでいずれ近いうちにオイル漏れしてくるでしょうしね。
写真で見るより実際は良い感じでポリッシュが眩しいです。
オイル漏れも無い事を確認して作業完了。
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before
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after✨
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