「ターミネーター」、「エイリアン2」、「タイタニック」、「アバター」、そして・・・

とにかく凄い映画「アバター」
どんな映画かは映画館で確かめてください。

「青い宇宙人のCG映画」みたいな印象を抱いている人は残念です。

あの青い宇宙人は人類が他人種を差別し、侵略と破壊の歴史を繰り返してきたことをSFを通して描くためのものと思います。
人間は姿形の異なるものを理解しようとせず、差別や偏見とともに内面や奥底にある美しさを知ろうとしないということでもあると思います。

技術的にも、15年未来の映画だと思いました。

その「アバター」の興奮冷めやらぬ週末に、同じジェームズ・キャメロン監督による映画化権の獲得という話が報道されました。

今度の映画はなんとヒロシマ・ナガサキをテーマにしたもの。

そう、原子爆弾を描いたものです。

原子爆弾の恐怖や悲しみはドラマや映画に出てきたものの、なかなか完成度の高いものはなかったと思います。大規模なリサーチやインタビューと科学考証を行うことでも有名なジェームズ・キャメロンなら完成度の高いものを作ってくれると思いたいです。

「ターミネーター」「エイリアン2」・・・そして「タイタニック」「アバター」。

必ずと言っていいほど、ラスト部分で生存をかけた熱いドラマが展開される彼の作品。

次の原爆の話でも、単に戦争の悲劇だけでなく最後まで諦めない生きる強さみたいなものが描かれると思います。