
MH23SのスティングレーTは以前、所有していたMC22SワゴンRより、概ね使い勝手や走行性能などが向上(ターボになったので)しましたが、唯一、比較しての不満点が荷室容量が減った事でした。
ハスラー純正オプションのトランクボックスも考えましたが、車載工具入れの発泡スチロールが別売りで、しかもセットで購入すると税込で
4万円近くもする割に容量が少ないので却下。
なにか良いアイディアがないかと思った時に、ディーラーで
ソリオの展示車に
サブトランク構造がある事を知り、このアイディアをMH23Sにもと思い、思いきって純正の車載工具入れを撤去して工具を別の場所に移動し、そのスペースをサブトランクとして有効活用し、蓋を2代目(ZC31S 2型以降の)スイフトのボードが荷室幅にフィットしそうなので加工して作ってしまおうと考えました。
ちなみに材料は
2代目スイフト(ZC31 2型以降の) トランクボード
キタコ アルミスペーサーカラー φ6用 18x10
× 4個
トランク隙間埋めるボードを固定してる純正M6ボルトより1cm長いM6ボルト
× 4個
ダイソー 工具箱
× 2個
キャンドゥ マジックゴムベルト
キャンドゥ アルミシート
クッションテープ 1mm厚
スペーシアや2代目(HE22S)ラパン等の発泡スチロール車載工具入れがMH23Sよりコンパクトになってる車種のジャッキ。
(微妙にMH23Sのジャッキに比べて高さが低い。)
※ちなみに私は3代目MRワゴンのシートスライドがなく、荷室下に収納ボックスのある廉価グレードの付属のジャッキを知り合いから譲ってもらったのでこれを使ってます。
です。
車載工具は使用頻度は少ないものの、いざという時にないと困るので収納する場所を考えた時に後部座席足元のフロア下の発泡スチロールの部分がある程度厚みがあったので、ココを加工して使えないかと閃きました。
フロアマットをはがしたら、グレーの生地がありますが、この部分をサイドシルを外して、ハサミで横にカットします。
カットしたら発泡スチロールが見えてきますので車載工具の大きさを考えてカットして、裏側に空洞がありますので、うまく車載工具が入る様に加工します。
ちなみに私は工具を取り付けさせる部分にクッションテープを貼って工具をズレにくくして、さらに落下防止のためにマジックベルトで固定してます。
ジャッキは重いのでベルト留め必須です。
※材料でも触れてて、重要なポイントですが、私のジャッキは3代目MRワゴンの荷室下にボックスがあり、発泡スチロールの車載工具入れがコンパクトになってあるグレードのジャッキを知り合いから貰っていたのでこれを使ってますが、MH23S純正に比べて、ジャッキの高さが低くなってるので収納できていますが、MH23S純正ジャッキについては高さが少しあるため、床下の発泡スチロールに収納させるのが難しいかもしれません。
工具を収納できたら、発泡スチロールとグレー生地を元に戻し、フロアマットを敷きます。
フロアマットを戻すとカットした部分はあまり目立ちません。
(私の場合は静粛性向上目的でエーモン ロードノイズ低減マットが敷いていて、その上に純正フロアマットを敷いてる仕様です。)
次にアルミシートを荷室床下に敷きます。
(※私は床下保護や水分等が荷室床に付着した際のサビからの保護目的で付けたので、気にならない方や、水分が出ないような荷物を載せる事前提の方はこの工程はカットしても構いません。)
そして、トランクボードに荷物を載せた際の耐荷重性の確保のために荷室床下の左右にある平らな部分にダイソー工具箱を設置し、ボードの設置面積を増やします。
工具箱を穴あけ加工し、荷室の内張と荷室床をプッシュリベットで留めてあるのでプッシュリベットを外し内張のリベット穴と工具箱を穴あけした部分を結束バンドで結び固定します。(工具箱の蓋が開けた時のスペースを少しだけ残しておきます。)
工具箱を固定したら、パンク修理キットを片方の工具箱に収納。もう片方は小物入れに。
そして、後部座席背面にある荷室の隙間を埋めるボードがありますので、一旦ボルトを外して、ボードを取り外し、アルミスペーサーカラーを入れてから純正ボルトより1cm長いボルトで再び取り付けます。
これはスイフトのボードを使う事で荷室座面の高さが1cm上がるため、スペーサーカラーを付けないと、シートスライドを最後部までスライドした時に、隙間を埋めるボードが斜めに跳ね上がるためです。
スイフトのトランクボードを設置させるための加工をします。
トランクボードに折り目があるので、折り目部分をカットし、前側両端の凸部分をMH23Sの内張にあうようにカットします。
カットした部分が空洞になり見栄えが悪いので、空洞部分をパテで固め、さらにその上にクッションテープを貼って見栄えが悪くならない様にします。
後はトランクボードを荷室に合うように置けば完成です。
必要に応じて、シートスライドするとサブトランク容量も増えるので良いカンジです。
意外と買い物や旅行で重宝します。
スイフトトランクボードをヤフオクで落札し、他の材料の費用も含めたらだいたいボード送料込で6000円程度で済みました。
※(私の場合、ジャッキについては貰い物ですので、材料費はかかりませんでしたが、ジャッキを購入しなければならない方はオークションなどで程度と価格のバランスの良い物を手に入れると良いかもしれません。または、オークションでジャッキがなかった場合は価格は高いかもですが、ディーラーなどで手に入れる方法もあります。)
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Posted at
2016/07/28 13:02:24