• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2013年10月13日

保存版・珍車PART320

保存版・珍車PART320  320弾は久々の取り上げ!

⇒『昭和62年(1987)2代目S11A型デボネアV2000スーパーサルーン(グレードは推察)』!!

今CS放送で菱ヲタご用達のドラマ“ゴリラ警視庁捜査第8班”が絶賛!?放映中なので毎週このデボネVは映像で見てますので“珍”イメージは皆無なんですが(^^ゞ


しかし実車となるともう街中には確実におりません、昨夏に現役を神奈川で目撃していますがそれとて何十年ぶり?って感じでしたしさすがの山梨でもいまのところ目撃できていません、いつの日かこれの、しかもAMGなんて普通にスレ違うのを期待してるんですがね~^_^;

2代目デボネアは“シーラカンス”とまで言われた三菱関連おエライさん専用車であった初代A30系が昭和39年デビュー以来永年FMCなしで行き続けこれだけは変わらないと思っていた菱ヲタの期待を裏切る?ように86年、いきなり22年ぶりにFMCした時はこの目を疑いましたねー(笑)

A30の威風堂々とした姿が脳内にこびり付いておりA30モデル末期頃には現役ながらもその60年代のアメ車のスタイリングが見直されローライダー風にカスタマイズされたりと一部マニアには注目され始めていましたし今でもマニア間では高額取引される菱ワタには有難い?クルマになっているのは御承知の通り!対するS10系は当時のE10系ギャランΣ(エテルナΣ)がベースだけあり一転してこのクラスでは異例のFFを採用、スタイリングもΣの流れを含むヨーロピアン的なモダン調となりこれを“デボネア”と受け入れるには多少時間を要したのを憶えています(笑)

個人的にはやはりデボネア=初代A30というイメージが未だ残っておりS10系以降現行の日産勢プラウディアに至るまでデボネアの名前がしっくりくるのはA30を超えるモノはないと思っています^^;

さて、久々に現れた出品車ですが比較的初期の87年モデル、全体意匠から2Lのスーパーサルーンかどうエクストラと推察します。

初代は当初三菱乗用唯一の縦6(KE64→6G34)を搭載していましたが76yからコストダウン化によるギャランシリーズと共通するアストロン系2Lの4発E/g(4G52)をスケールUPした2.6L(4G54)に換装、この時=つまりは6発がない高級車という事でクラウン他のライバルと呼ぶには程遠くなってしまっていました。

4→6発化のイメージダウンを痛感した三菱は2代目からはV6オンリーを搭載、2Lと3Lを用意しようやくライバルに遜色ないエンジンラインナップを実現、一気にマイナー車からメジャーへと変身を目論みあろうことか?似合わないS/CモデルとかAMG仕様やらリムジン仕様等も揃えていましたが結果は…(以下自粛・笑)

現役時代、ハイヤーが多く3Lはフェンダーミラーも結構ありましたが2Lはオーナーカー需要が首都圏では多くこちらはドアミラーの印象が強いです。
あっ、多いと言っても当時、クラウンやセドグロ、ひいてはルーチェよりも少ないのは確実、三菱関連事業所の周辺、特に関東では田町のMMC近辺や川崎のふそう工場辺りではよく見れました!

現車R点ですが修復箇所は問題ない感じ、ただ経年によりOIL漏れ等の不具合はある様子ですね、しかし外装はR/3という表示の通り事故落ち~太古車の割には高得点!!

↓年式からしたらイイ状態だと感じます!


S10デボネアはバブル期もあり初代とは一転して6年でFMC、当然5ナンバーのE10Σがベースでしたのでその後訪れた税制改革による3ナンバーボディに対応するためでもあり後発ディアマンテ/SIGMAとの棲み分けや立位置の明確化もあったのでしょう、3代目=最終デボネアはより大きく豪華になってゆきます。
3代目はまだどうかすれば見れますがね、いずれにせよデボネア→プラウディ/ディグニティはよほどのコアな菱ファン以外は三菱関連の重役専用でしたしそう多くは現役時代でも見れなかったのが実情です。

↓当時のトレンドであるワインカラーのケバイ内装、キャバクラシートもしっかり採用!


現車、Rrにはもみじマークが張り付けてありコレも中年の頃に購入し免許返納?まで乗り続けてこられた個体のようです、走行も10万㎞を少し出た程度ですし整備すればまだまだ存命できますね!

↓Rr、問題なく綺麗ですね!もみじマークがこのクルマの人(車)生を感じさせます。


個人的には上述の通り現役時代は堂々感がなくなってしまった2代目デボネアは菱ヲタいえども好きなクルマではありませんでしたが今見るとなかなかイイ!

今や自前でフラッグシップを持てなくなったMMCですがまだまだこの頃は本気で勝負をしていた時代のモデルですしね、カッコいい悪い抜きにして希少なMMCの元気時代の証人ですから更なる延命を期待して止まないです。

↓出品はお膝元のあの“愛知”会場!今秋は最後のMMFも岡崎でありますしね、右前角を直してこれで駆けつけたい心境かも!?!?


無事落札はなされており取りあえず延命確定!(^^)!
この代から現代(韓国)との関係が親密になりノックダウン生産も当時はされましたしね(ヒュンダイ・グレンジャー)あちらでは比較的まだ多く走っているらしく韓国輸出か?てな感じもしますが落札額は片手でしたー…(^.^)/
ブログ一覧 | 三菱 | クルマ
Posted at 2018/09/22 18:41:03

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

🍈メロンな気持ち
avot-kunさん

本日のプチキリ番&ミラー番♬
ブクチャンさん

オブラートだった
パパンダさん

北海道「道の駅」めぐり 3回目
マツジンさん

久々の雨がチョッピリ
giantc2さん

こんばんは、🙇🏼‍♂️
138タワー観光さん

この記事へのコメント

2018年9月22日 23:21
乗っていました。前期型のスーパーサルーン。柔らかくホールド性がないような凹凸パターンに見えて、カーブでもしっかり支えてくれました。長距離乗っても疲れ知らずでした。
この外装職、一度も見たことがありません。
コメントへの返答
2018年9月23日 9:38
なかなか見ない色ですよね、デボネアVは白か黒のイメージが強いです。
今やA31の旧車評価が凄く2代目以降は忘れ去られた感じですが生き延びて欲しい個体ですね。

プロフィール

「”変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る…第45弾!! http://cvw.jp/b/2682511/48584972/
何シテル?   08/06 15:57
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

      12
3 45 6789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation