AHC(アクティブ・ハイト・コントロール)加工・・・・失敗(--;
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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自分のランクルはZXグレードで、車高を上下させられるアクティブサス(AHC:アクティブハイトコントロール)が付いてます。
が、Hiは時速約40Kmで、Loは時速約20Kmでノーマルに復帰します。
アクティブサスのコントロールコンピューターに車速信号が入ってノーマル復帰するのだろうから、車速信号をカットすればノーマル復帰せずに任意の車高を保持できるのではないかと考え、資料を集めました。
一つはデータシステムのアクティブサスコントローラーの取付説明書。サスコントローラーの位置とソコに行きつくまでの内装パネルの外し方が載ってます。ネットで勝手に拝借できます。
もう一つは、トヨタDに勤める友人からアクティブサスに関係する配線・カプラーの図面などの情報をもらいました。
この二つから、車速信号の配線を解析しました。
2
さて、では実際にアクティブサスコンピューターまでたどり着きましょう!
目的のコンピューターはサードシートの左窓の下のパネル内にあります。
3
この作戦のために、内張りはがしを購入しました。
この金属製の工具が秀逸です!
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左サードシートを取り外します。
まずこのカバーから!
下の左右を開き上へ抜き取ります。
コネクタを外します。
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次はコレ。
水平方向に車両の右方向(写真では手前)へ引っ張ります。
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爪のみです。
こんな状態です。
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14mmのソケットでボルトを4本抜きます。
予想よりも長いです。
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窓下に繋がっているロックを外し、全体を真上へ抜きます。
結構重たいです。
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左リアドアのスカッフプレートを外します。
10mmソケット必要です。
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セカンドシート左のシートベルトの下を外します。
カバーは左右を浮かすと下へ抜けます。
ナットは14mmソケットです。
長いです。硬いです。
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このパネルを外します。
ココで金属製の内張りはがしが活躍します。
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左のパネルを外すのにこのピンを抜きます。
このタイプは中央を押すとロックが外れます。
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サードシート格納・設置のレバー奥にナットが隠れています。10mmソケットです。
ココまでいくと目的のパネルが剥がせるようになるのですが、カーゴスペースに置いていたサードシートが邪魔になったので
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車外へ出しました(笑)
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さて、作業スペースが確保されました。
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テールゲートの水切りゴムをやや浮かせて、あとは気合で剥がしていきます!
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こんな感じで
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こう!
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サードシートの格納・設置のレバーのワイヤーが繋がっているので、全部取り去るのはちょっと・・・・
コレだけ開けば作業はできます。
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こんな感じです。
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目的のアクティブサスコントロールのコンピューターです。
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10mmソケットでナットを2つ取り、壁から外し、目的の車速信号線はこの青色と判断し、カット!
仮設スイッチを付けて走行中に任意の車高が保持できるかテスト!
が、エラーが出てだめでした(泣)
メーター中央のモニターにエラーメッセージが出て、販売店で確認してもらえと!
合わせて、アダプティブハイビーム(かな?)のエラーメッセージも出ました。
写真撮り忘れ!
いずれにしても失敗に終わりました。
この青線が車速信号線だったかも定かではありませんし、そんなに簡単なものではなかったようです。
残念ですが、今回はココまでとし諦めて、青線を繋いで、CEPコムエンタープライズ製EasyOpenKITの配線をキレイに隠して回復しました。
全部で2時間程の作業でした(泣)
※この加工等を真似た場合に発生した損害等に関して、当方に一切の責任はありません。
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