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2023年02月07日 イイね!

スノードライブ

スノードライブ私はスノードライブが大好きだ。

 スノーボードにおっぱまって、パウダースノーの魔力に取りつかれてから、雪にまつわる全てが好きになった。そのままおっさんになって、とうとう雪国に小屋を買うまでになってしまった。車の雪かきですらニヤニヤしながらやっている。大雪の朝、車のまわりに積もった雪の深さは、私の脳内でパウダースノーボーディングの快楽の深さに変換されるので、寒かろうが吹雪いていようが反射的に顔がゆるむ。白い粉に取りつかれた中毒者となんら変わらない。取りつかれた白い粉が100%水からできてるっていうだけだ。

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2013年妙高 メルセデスML350ディーゼル 大雪の朝、宿の窓から車を確認する。車の雪の積もり方から昨夜の降雪量はもちろん風向き、強さまでわかる。この場合は、結構な強さで車の左側から吹いていた。


 雪が降る。いつも黒いアスファルトがまっしろになる。見慣れた道がいきなりおとぎの国に変わる。どこまでも続くホワイトカーペットは柔らかく、タイヤやステアリングから伝わる感触も優しい。道路脇の木々に積もった雪がキラキラと輝き、雪が音を吸収して静かで、なんともメルヘン♡
ビシッとしまった圧雪路ならそこそこスピードも上げられて、時折ドリフトさせながらゲレンデの駐車場までのドライブのなんと楽しいことか。

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2017年旭岳 霧の中、レンタカーのエクストレイルを走らせていると見る見るガスが抜け、輝く旭岳が姿を現した。 


 スノーボードを始めてかれこれ30年。群馬、新潟、長野、栃木、福島、秋田、岩手、青森。良い雪を求めて東京から車中泊しながらさんざん通った。
年1~2回の北海道遠征もレンタカーで毎回500km。雪なし県の住民としては雪道の経験はかなり多い方だろう。
 そんな私からスノードライブの注意点をお伝えできればと思う。

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2017年ニセコ羊蹄山 借りた2WDのカローラフィールダーはスタッドレスも硬化して、ちょっとした登り坂でもスリップして最悪だった。


 雪道は滑りやすいので当然危険も多い。4WD+スタッドレスで大分グリップを確保することができるのは事実だが、それでも事故は多い。
若いころ≒金も無く無謀だったころ はFRの車や夏タイヤ+チェーンとかで無茶をしてさんざん危ない目にあった。
 そういうのは除いて、大人になってからちゃんとした車で怖い思いをしたことは今まで2回しかない。いずれも下りコーナーで制御不能になったケースだ。

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 2019年信州 BMW X3ディーゼル さんざんいい雪滑って、秘湯で冷えた身体を溶かす。帰り道、霧氷が午後の日差しにキラキラ輝いていた。ああ人生ってすばらしい。


 雪道を安全に走る鉄則は、下がったグリップに見合ったスピードで走ること これに尽きる。スタッドレスを履いたクロカン4WDがガードレールに突っ込んでいるのを何度見たことか。上りでグリップするものだから、同じ調子で下りに入って車重が仇となって滑ってしまう。カーブの手前、赤信号の手前ではとにかくスピードを落とすことが一番大事。

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2014年戸隠高原 ML350ディーゼル 昨夜の吹雪は朝には止んだ。-12℃の静かな朝、ガラガラと頼もしい3Lディーゼルのエンジン音が響く。路面に降り積もった最高の雪をギュウギュウと踏みしめ、間違いなく最高のコンディションのゲレンデに車を走らせる。ニヤニヤが止まらない。

 逆に言うと、止まったり曲がったりする必要のない時、直進時は結構スピードを出してもよっぽど変なワダチが掘られていない限り滑らない。北海道の真っすぐな雪道をおそるおそる走っていると、地元の車に80~100kmでぶちぬかれる。ほーそんなに飛ばせるんだ~とスピードを上げて、コーナーで滑って脇の畑に突っ込む。よくある事故だ。
 地元の車はどんなにかっとんでいてもコーナー手前で必ず減速する。それもブレーキは踏まずに、アクセルOFFで減速する。だから登りはいつでも減速できるので、割とハイペースで走ることができる。
 知らない道を走る時はナビのマップスケールを調整して、いつもよりずっと先のカーブを意識しながら走ることが大事だ。

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2017年旭川 薪ストーブ完備の納屋風のコテージに滞在した4日間、雪は1cmしか降らなかったが、気温が低いため雪質は終始良かった。

 気温(路面温度)も重要。-5℃以下に冷えた圧雪路はなかなか滑らない。-10℃以下になるともうスタッドレスがギュウギュウいいながら雪面をとらえ、雪煙を上げながら飛ばせる。
 晴れて放射冷却でキンキンに冷えた道央の圧雪路は最高のスノードライブのステージ。除雪のクオリティーも最高で最上級の雪道だ。

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2018年旭川 道央の積雪路は最高のスノードライブのステージ。


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2020年南富良野 レンタルのインプレッサの温度計。おそらく私のスノードライブ史上最低気温。このくらいになるとスタッドレスは全く滑る気配がない。

 同じ気温でも、前日の気温が高くて一度溶けた雪が再氷結した交差点や橋の上のアイスバーンは要注意。うっすら雪がのって下のアイスバーンが見えない時もあるので、こういう日はとにかく注意する必要がある。
 地元の車が列をなして20km/hで橋の上を走っている時、前を走る車が(2wdだったかも)20km/hで直進しているだけにもかかわらず尻をふり出してビビったこともある。

 気温が高くて湿雪状態になった時も滑りやすい。湿雪は深さやワダチの有無で滑りやすさが変わり、それまでグリップしていたように感じても突然滑ったりするのでこれも注意がいる。直線もワダチ問題があるので飛ばしすぎない方が無難だ。グチャグチャと塩カル混じりの泥水で車も汚れるので、唯一嫌いなスノーコンディションだ。

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2022年信州 南岸低気圧だとこの辺りは湿った大雪になる。路面はズルズル滑るコンディション。昼にはあらかた溶けてグジャグジャと車を汚す。


 雪の状態をイメージしながら走るのは、スノーボードで滑るのと同じだ。ABSすらついていない軽トラに乗るようになってこのことを強く感じるようになった。
 サンバートラック(RRベースの切替4WD+スタッドレス)で雪道を走ると、路面状況に反応してちょいちょい滑りながらドライバーにはっきりと路面状況を伝えてくれる。車重が軽く空荷でも重量バランスが良いので、慣れてくると多少滑らせながらコーナーを抜けられるようになる。要は滑りをコントロールできればいいわけだ。スノーボードのスライドターンと一緒だ。滑りながら向きを変えられればいいし、滑りながら狙った減速ができればいい。
 ABSやESCなどの電子制御はちょっとしたスリップを寸前で防いでくれるが、ドライバーから路面情報を遠ざけてしまう。滑らないからとスピードを上げると突然車が制御不能になる。サンバートラックからマカンに乗り換えて雪道を走ると路面状況がふわふわとあいまいで不安を感じることがある。

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2022年白馬 今日は嵐の合間の久々の晴れ予報。本番アルパインBCだ。霧の中、サンバートラックを走らせていると突然ガスが晴れ、ピンク色の山稜が顔を出し、思わずアクセルを踏んだ。まってろよ北アルプス!!白い大斜面!!


 雪道では慣性力の大きさが問題となるので、軽い車がまず有利だ。車重の前後バランスも非常に重要。BMW・AUDI・SUBARUなどの車重バランスの良い4WD車は滑っても滑り方が自然で、コントロールし易い。フロントヘビーの車は突然滑り出し、一度滑りだすとなかなか体勢を立て直せない。
 除雪されてない道を走るのでなければ、デフロックもマスト装備では無く、重たいクロカン4WDよりもインプレッサのような軽くて車重バランスの良い車の方が走りやすい。  
 私がレンタカーで北海道を走るときは荷室の大きさと雪道の走りやすさから、インプレッサか豪雪地ならXVを選べる限り指定する。今年の北海道で初めて借りたエクリプスクロスもいい車だった。

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2020年南富良野 道央の完璧な圧雪路は重心の低いインプレッサ向き。例えるならピステンかけたての朝一のゲレンデカービング。

 スタッドレスも重要。まずブリザックはドライ・スノー・アイス・ライフの全方位で最強なのは間違いないが、お値段が高い。他の国産メーカーのスタッドレスも2年目までは大きな差はないように思う。(3年目以降は差が出てくる)海外メーカーのスタッドレス(スノータイヤ)はお国柄で大分性格が異なるので注意が必要。
 アイスバーンできかせたければ設置面積を増やしたいのでタイヤ幅は太い方が有利。一方積雪路ではトレッドを雪面により深く食い込ませたいので細い方が有利。ブロックのパターンと合わせてバランスが大事だと思う。

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 2021年ニセコ レンタカーのXV 重量バランスの良さに加えインプレッサより少し車高が高いので、大雪の朝に駐車場の除雪が間に合わなくても脱出でき、朝一のリフトに遅れずにすむ。


 今日は南岸低気圧で朝から関東にも大雪警報が出た。
中央道も通行止め箇所が出てるようだ。どうかみなさまご安全にスノードライブを楽しんでください。
Posted at 2023/02/10 14:27:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2022年11月06日 イイね!

ワンコと小屋の紅葉

ワンコと小屋の紅葉 6月の末にワンコが一匹増えた。

生後2ヶ月でうちに来たので、さすがに長距離ドライブがおあずけとなった。うちのワンコは車嫌いになられては困る。
 トイレのしつけと共に少しづつ車に慣らし、8月には信州の小屋までの3時間ドライブを成功させた。一回PAでのトイレ休憩をはさみ、月齢4ヶ月のちび犬は車酔い一つせず、小屋に着くなり大興奮で走り回っていた。さすがうちのワンコだ。
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左のちび犬が初めて小屋に来た時。軽トラは犬連れにも便利。

 そしていよいよ紅葉の季節だ。夜中に信州の小屋までマカンを飛ばす。翌朝、早々に目覚め、ちび犬を連れて小屋の周りを散歩する。お兄ちゃんと女房はまだベッドだ。
おおー今年もキレイな紅葉だ。澄んだ空気がウマい。
 下を見るとそんなこととは関係なくちび犬はミミズか何かを食っている。タンパク質の補給かな。ママが見たら発狂するぞ。
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ちびと朝の散歩。

 もどって朝食を食べて、軽トラに大人2人と小型犬2匹を押し込んで、近くの国立公園に向かう。

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年1回の丁寧な洗車をしてピカピカのサンバートラック。山方面がスゲーきれいだ。

 国立公園というのはものすごく贅沢。地元雇用という名目で海戦術で広大な面積を延々と整備して完璧な状態にしてある。なのに、お客さんはまばら。国でないと絶対に維持できない。
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赤も黄色も緑もメッチャキレイ! あぁお母さんもキレイですよ。

 公園にはドッグランもあり、暴れん坊のちびは今日も全員に対戦を申し込み、2階級上のシュナウザーを相手にプロレスとかけっこで大暴れ。完全に発散して、もどったら爆睡だろう。

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山の稜線は雪を被っていた。スノーボーダーの私は初冠雪と聞くとソワソワしてしまう

 小屋にもどり、MY温泉入ってヨギボーに倒れこむ。庭の紅葉を見ながらまったり。
小屋の周りですら十分素敵な紅葉だ。午後の光で朝とまた違った感じ。
 うーん幸せ。
最近仕事もバタついて気の抜けない状況が続いてたからな。何とも癒される。
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 そろそろ冬の支度をする時期だ。

Posted at 2022/11/12 21:27:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年06月14日 イイね!

もうすぐ1年!マカンGTS

もうすぐ1年!マカンGTS MacanGTSがうちにきてもうすぐ1年だ。

もう15,000kmも走ってしまった。今冬は雪に恵まれて信州の小屋通いが加速したこともあるが、なにしろ運転が楽しくて週末の度にドライブしたくなって距離が延びてしまった。

 15,000kmのほとんどは信州への高速走行だ。仕事を終えた金曜の夜、スポーツカーにしては広大な荷室に食材や遊び道具を積込む。ガレージのシャッターを開けてエンジンをかける。「バゴンッ!!」というコールドスタートサウンドは大好きだが、静かな夜の住宅地では大分気が引ける。2軒向こうのご近所さんに「マカンめちゃくちゃいい音してますね」と言われたことがある。やっぱりそこまで聞こえてるよね.. (-_-;) 

 騒がしいのはスタートから20秒くらいで、ガレージから出すころには「ボッボッボッ」と落ち着くが、ちょっと深夜には出かけられない。



 なるべく静かに住宅地をぬけ幹線道路に入る。スポーツエグゾーストのスイッチを押して高速料金所のゲートをくぐる。アクセルを踏みつけV6の回転を上げる。快音と共に背中がシートに押し付けられ、PDKが「バシュン!バシュン」と変速する。車速が上がるにつれ車体が路面に吸い付き安定していく。ちょっと言えない速度まで上がっちゃっても全く不安なくMacanは飛んでいく。

 高速コーナーに突っこむ。ますます路面にへばりつきながらMacanは曲がっていく。車からは圧倒的な剛性感が、タイヤからは絶大なグリップ感が伝わってくる。ロールもしないのでまだまだ踏めるぞと車に言われているかのようだ。

 高速を降りてワインディングを駆け上がる。コーナー手前で「バボッバボッ」とせき込みながらブレーキング。ステリング操作に素直に反応して望んだとおりにMacanが向きを変える。アクセルを踏み込む。咆哮と共にリアタイヤを蹴りだすトルクがお尻に伝わってくる。SUVとは次元の違うタイトなコーナリング。

 こんなに大きなボディなのになんなんだ?
 オレこんなに運転うまかったっけ?
 ほんとこれはスポーツカーの楽しさ。



 ファーストドライブから高速やワインディングは最高だったが、うちの周りのような細街路は走りずらかった。PDKが1速を選びたがりトルクがありあまって、タイヤも太いのでギクシャクするし、ステアリング操作時にクリープで車が飛び出すような挙動もあった。

 交通量の多い都内の幹線道路も飛び出したがる荒馬をなだめながら走るようで疲れる感じだった。MacanTURBOを試乗したこともあるが、TURBOはもっとゆったり乗れた。GTSはTURBOより排気量が小さい分ギチギチに締め上げられた筋肉質な車だ。



 だが、慣れてくると低速で持て余す感じは気にならなくなった。少しでも前が空けば右足の動きに秒で車が反応して気持ちよく加速するし、青信号の交差点を減速無しでスッと曲がるだけでも気持ちいい。慣れるにつれ車重を全く感じさせない軽快さが前面に出るようになり街乗りもスポーツになった。

 今では50km/h以上出す場面のないような最寄りのスーパーまでのチョイ乗りもとても楽しい。もはや舗装のギャップですらしっとりとしたエアサスの動きとガッチリとした車の剛性を感じる為のアトラクションだ。

 東京で過ごすなんでもない週末も少しでもこの車に乗ればリフレッシュできる。



 PORSCHEってこういうことだったんだ!

 やっと少し分かった気がする。
 こうなると911はもちろんもっと軽いBoxsterも気になってくるが、そっちの沼も延々と深そうだ。

 うちは荷物多いからこの車のバランスがベストということに今のところはしておこう。


 
 
Posted at 2022/06/14 17:36:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年02月07日 イイね!

冬の「農道のポルシェ」と「本当のポルシェ」

冬の「農道のポルシェ」と「本当のポルシェ」 よく冷えて、よく降る冬だ。

 この自然の恵みを余すことなく享受すべく信州の小屋通いを続けている。オミクロン真っ最中だが、小屋までノンストップドライブだしスキー場に行っても食事はしないし、室内で会うのはコンビニの店員さんとゲレンデのチケット売り場の人くらい。ゴンドラに乗るのは最小限にしている。
 
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ポルシェはどのモデルも上を向いている面が多く、雪の積もり方がしゃれてる。

 そろそろ寒気もひと段落しそうな気配。この辺でわたしのポルシェたちのスノーインプレッションらしきを。

 まず、マカンGTS。そんなに雪深くない小屋までのワインディングの雪道の感想だが、色んな状況で走ってみてアイス・圧雪路ともに特に不安はない。通常はほぼFRなのでちょっと踏むとリアが暴れるそぶりを見せるが、すぐに見えない力が働きトルクが抑制される。PSMはおせっかいめに介入するようだ。まあ、つまらないともいえる。今度側溝のない峠でPSMを切って走ってみよう。

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スタッドレスは新品のミシュランX-ice

 小屋の駐車スペースは除雪が入らないので、今年の様によく降ると20cmくらい積もった状態になる。いつものように夜中に小屋に到着。オフロードモードに切り替える。アイドリングがドロドロ力強くなり、車高が4cm上がる。暗くてよく見えない中で駐車スペースにマカンを突っ込む。一度止まると20cmくらいの軽い新雪でもタイヤのスリップを感知してトルクが制御され前にも後ろにも動かない。

 オフロードモードでもPSMは相当程度介入するようで、ご近所さんが寝静まった静寂の中バウバウとエグゾーストだけが響きわたる。横の女房が「マカンだらしないな」とほざく。

 オフロードモード+PSMオフでマカンの面目を保つことができた。これなら多少タイヤが滑っても力ずくで新雪に乗り上げ、ヘビー級の重量で新雪を踏みしめながら進むことができる。

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オフロードモードのリフトアップドマカン

 翌朝、凍り付いたサンバーを暖気運転で溶かし荷台にスノーボードを積む。マニュアルのシフトを入れてクラッチをつなぐ。あまりにダイレクトな操作感にいつもニヤケる。全く別の乗り物。

 当初はリアエンジンといえ、キャブオーバーだしエンジンもリアタイヤより後ろに出てるし、オーバーハング重量がそれなりにありそうで、一度滑りだすとふりこになるかなと心配してたが、全くそんなことなかった。

 絶対重量が軽いからか、アイスでもすごく安定してる。もちろん飛ばせば滑るが、滑り出しの感覚がわかりやすく、コントローラブル。ABSすら無いので全て自己責任。電子制御がないことで路面の状況が手に取るように分かり、状況に合わせて操作する楽しみがある。スノーボードで雪質と斜面に合わせた滑りをするのと一緒だ。

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こちらはヤフオクで仕入れた2シーズン目のダンロップ Winter maxx

 パートタイム4WDなので常に前輪にも半分トルクがかかっている。リヤが流れだしてもアクセルオンでフロントに引かせてコーナーを抜ける。ラリードライバー気分だ。

 以前フロントエンジンのDA63キャリィでスノードライブをしたことがあった。LT規格の経年したスタッドレスの効きも頼りなかったが、除雪跡のガタガタで軽いリアが跳ねるたび、4WDにもかかわらずお尻が振られまっすぐ走れず40km/h以上出せなかった。

 同じ軽トラでもTT2サンバーの雪道性能は全く別物だ。

 もし寝坊して朝一のリフトを逃しそうな状況であれば、MTを駆使し他の4WD車を引き離すペースでゲレンデまでの雪道を飛ばすことも可能だ。(安全の保証はしません)
 マカンが苦労したようなラッセル状況では、シフトノブを一番左に倒しエクストラローに入れアクセルを踏まずに余計なパワーをかけない走り方でトコトコ進むことができる。

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 北アルプスの雄大な雪景色を眺めながら、いい雪滑った満足感と共に田舎道をこの車で流すのは最高に気持ちいい。

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今までちゃんと聞いたことなかったけどカントリーのプレイリストがガッチリとハマる。今シーズンヘビロテ中だ。

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 最大の欠点は、ガタガタ雪道の乗り心地。スマホがホルダーから飛び出すほどの振動で、スノーボードで酷使したおじさんの腰には酷。レカロでも入れようかな。


 小屋にもどってMY温泉入ってうとうとした後、東京へ帰るのに再びマカンに乗り込む。車自体の圧倒的な剛性感ともっちりとつつまれるようなシートに毎度心を打たれる。疲れた腰もこのシートに座っているとむしろ楽になる感じだ。イグニッションをひねり「バゴンッ!!」 というコールドスタートのサウンドにしびれる。

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 小屋からワインディングを降りて、高速のICを入ってアクセルを踏みつける。「フォーンッ!!」という咆哮とともにマカンGTSが離陸する。

 この週末の気持ちよかったひとつひとつのターンの感触を思い返し至福の時は続く。
Posted at 2022/02/08 17:12:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年12月31日 イイね!

ニセコ旅行2

ニセコ旅行2 ニセコ旅行、後半の宿は近年増え続けている外資系コンドミニアムだ。


このあたり数年前は森だった。


こんな道を毎朝出勤して


やたら座り心地の良いヒーター付シートのゴンドラに乗って極上の雪を堪能し


午後はワンコとたわむれ


雪大好き!


数々のすばらしい温泉を日替わりで堪能し


タチポン食べてると


また雪が降ってきて


翌朝ゲレンデがリセットされたのを窓から確認して、また車を走らせる。

この無限ループをくり返しすっかりダメ人間に成り下がる。

 今年は悲喜こもごも色々なことがあったが、またここに帰ってこれた。
この快楽を生きる道としたニセコの滑り手達もあたたかくむかえてくれた。

 こんなことを続けられるすべてのことに感謝。
また来年もここに来れるよう頑張ろう。
Posted at 2021/12/31 20:13:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「ワンコと小屋の紅葉 http://cvw.jp/b/2715361/46532507/
何シテル?   11/12 21:27
UkiSです。 2021年7月より農道のポルシェと本当のポルシェ2台体制となりました。相変わらず都心と山を往復する週末です。よろしくお願いします。
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