ブーニンを聴いてきました

昨夜石川県立音楽堂コンサートホールにスタニスラフ・ブーニンを聴きに行ってきました。オーケストラアンサンブル金沢との共演です。
19時開演だったので仕事をスーパー定退して嫁さんといってきました。

【演奏】
ピアノ；スタニスラフ・ブーニン
指揮；ギュンター・ヒビラー
管弦楽；オーケストラ・アンサンブル金沢

【曲目】
ベートーベン
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調作品13「悲愴」

ベートーベン
ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37

ベートーベン
交響曲第7番イ長調作品92


もう何年も前にブーニンブームがあったけどその当時は全然興味がなかったので聴かなかった。けど、今回の演奏を聴けてすごい良かった。ブーニンといえばショパンらしいが、ベートーベンの力強い曲もブーニンは難なくこなしすばらしい演奏だった。
プロだから当たり前なんだろうけど、指が人間のものとは思えないようなスピードかつ正確さで鍵盤をなぞっていく。ピロピロピロピロ…。それも荘厳に力強くたたくかと思ったら、一転してそれはそれは悲しげに指を鍵盤におとすのである。すごい！！！

「悲愴」の第2楽章はどっかで聴いたと思ったら、ビリー・ジョエルが「This Night」の題名で歌って世界的ヒットしたらしい。（自分はあまり洋楽を聴かなかったので良く知らなかった^^;)

聴衆は勿論のこと、オーケストラアンサンブル金沢の楽団員も一緒にアンコールの拍手が止まず、ブーニンはショパンの曲を1曲だけさわりを演奏してくれました。めっちゃうれしかった。

とても楽しい一夜でした。