エコカーレースに行ってきた。

昨日に続き今日も高校に向かい、すぐ近くで行われるエコカーレースの大会を見に行ってきました。








自分が高校生だった10年前はマイレッジマラソンのエンジンカーが主流で、モーターで走るエコカーはまだ試行錯誤の時代。モーターコントローラーも自作で作成する、すべてが手作りの状態でした。写真は今の高校生が使うコクピット。アナログの電圧計、電流計だったメーターはデジタル化され、モーターコントローラーも制作会社が作成したもの、またはDCブラシレスモーターでした。しかしフレームは鉄、外装はプラスチック段ボールです。部室にはデンソーが使用していたカーボンボディが埃をかぶっているのですが、これは部の方針としてフレームやボディは自作するという伝統が今でもなお行われているようです。




レース開始です。
300番台がエボルタ単３充電池部門の車両です。310長野県立飯田OIDE長姫高等学校を305栃木県立今市工業高等学校が追い抜いていきます。やはりバイク用のバッテリーを積んだ100番台の車両と比べると少し遅いですが、少ない電力を効率よく使うため、ライン取りは熾烈を極めます。




こちらは我が豊橋工業高等学校の車両。20インチの車輪を使用しているので上の車両と比べるとボディも大きく空気抵抗も大きくなります。しかし、車輪が小さいと回転抵抗も増えるのでどちらが良いのか…。




200番台は第2レースのオープンクラス。211愛知県立豊田工業高等学校の車両が快調に走ります。




207大阪府立布施工科高等学校、205栃木県立今市工業高等学校、214愛知県立名南工業高等学校の熾烈なバトル…なのか周回遅れのパスなのかわからない（爆）
オープンクラスはバッテリーは12Vを1個使用ですが、モーターは自由です。その為、スピードはとにかく速く、オイラの現役時代の24V車両より速いです。まあ、走行時間が短いので全開走行が長いのですけど…。




周回遅れの車両をグングン引き離す220長野県立岩村田高等学校。制限時間が迫っており、ラストスパートで各車両との速度差が一番出た時でした。後ろに写っているのは教習車のクラウンコンフォート。小さく低いです。





222愛知県立刈谷工業高校の車両です。前２輪、後１輪が主流の中、前が１輪で後２輪の組み合わせは珍しいです。




221愛知県立佐織工業高等学校。
実は顧問の先生が高校時代の部活の後輩です。久しぶりに会いましたが面影は全く変わりなくて先生と生徒の見分けが全くつかない…。