
2021年の正月に納車になったVN5-A型。
2022年末頃から小さめのキャンピングトレーラーを牽くように。
で、2023年夏に色々エラーを吐くように。
何だかんだで結局原因確定と修理が済んだのが2024年頭。
で、何が起きたかというと…
・不具合原因:スパークプラグ1本が完全に溶け落ちていたことによる失火を記録
・その原因:過負荷による加熱
・対策:スパークプラグ4本交換。
・後遺症:ややエンジンノイズが大きい
2023年夏。キャンピングトレーラーを牽引し、広島から東北一周へ。
前日に新潟手前のS.A.で車中泊し、午前中に高速道路で山形県まで約300㎞を走行。
その日は、日本海側の山形・秋田で最高気温が40℃というような猛暑日。
300㎞を高速走行(といっても牽引状態なので80㎞/hですが)の後、鳥海山へヒルクライム。
その途中で「カカカカッ」という異音がしたり、加速しなくなったり…
なぜか電制ダンバーのエラーが表示されたり。エンジンを切ると警告は消える。
欺しだまし下山してその後は電制ダンバーの警告が出る度に停止。(といってもたまに出る程度)
で、その後再発して詳しく調べて貰ったら、上記のような症状。
データを見ると、吸気温度が90℃・油温120℃以上を記録し、負荷も「見たことがない数値」と言われました…w
スパークプラグ4本交換してもらいましたが、ファイバースコープで見える範囲では一部のピストンに傷があるとのこと。またスコープで見えないシリンダー内にも傷があるかもしれないとのことで、万全を期すのであればエンジンの載せ替えが必要と……(´・ω・`)
まぁ、その後は特に問題も無いのと、センターモニター?に油温・水温を常時表示するようにして牽引する際には気をつけるようにしています。
……外気温40℃なんて日はなかなか無いとは思いますが。
ちなみに牽引についてですが、米国向けモデル・車種とかには普通にヒッチメンバーの設定はあるそうで、VN5もフレーム強度などは全く問題無いそうです。
ただ、レヴォーグは日本向けということでエンジンが牽引を想定していないそうで、CB18ではちょっと荷が重いかも、とのこと。
特にトレーラーは、速度が上がると空気抵抗が激しく、高速道路80㎞/hでも燃費は8㎞/L程度まで悪化します。(半減?)
※牽引していても郊外一般道だと逆に10㎞/L程まで上がるので、如何に空気抵抗の影響が大きいか…
多分、小径ターボの苦手な使い方なのでしょうね。
そこで負荷が掛かって暑くなった状態で、山登りという、負荷は掛かるのに速度が遅くて冷えない、ということで上記のような症状を発症してしまったものと思われます。
海外向けと同レベルのパワーユニットかぁ……
STI Sports "R"にでもするしかないですかねぇ?w(高くて無理w)
まぁ、CB18エンジンのVN5でも、その後特に不満/不都合無いですし、真夏の暑いときの負荷に気をつけながら乗りたいと思います。
【追記】
2025年3月
オイル滲みによる保証修理で、2年ぶり2回目のエンジン載せ替え。
CB18エンジンはオイル滲み対策品が出たとのことで、リビルド品ではなく新品へ。
4年7万㎞走行でエンジンが新品になりました(笑)
Posted at 2024/06/30 17:09:24 | |
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