サーキット走行後の検証~ブレーキ編~
1
富士スピードウェイ・ショートコースを走った後の、ブレーキの検証をしてみます。
先ず仕様は、
パッド : カーボンロレーヌ
ローター : 新品ノーマル(デルファイ・ロッキード)
ホース : ノーマル
フルード : ノーマル
しかも、事前にエア抜きしてない。
言わば「パッドのみ」って感じでしょうか?
こんな仕様でサーキットが走れるのか?と(笑)
今回のショートコースは、実際には1周で2回しかブレーキ踏まないので、こんな仕様でも十分走れました。
2
まず最初にパッドとローターが新品だったので、1枠目で「ナラシ」と称して60%くらいのスローペースで直線でブレーキを掛けたり加速したり、また掛けたり、と焼きを入れる感じでアタリを付けました。で、まあ徐々にペースを上げて行って、最後は全開で走ってたと。
今回は1日トータルで約80周くらい走って、ブレーキにヘタル兆候は一切見られませんでした。
終始ペダルタッチは最初のままで、途中フェードを見せる事もなく効きもまったく弱まりませんでした。
走行回が終了し、帰りの道でもペダルタッチはまったく変わらず、まったくのイージーさに拍子抜けはた感じです。
検証として次の日タイヤを外して見てみましたが、予想に反しての普通さに、これまた拍子抜けです。
ローターはもっと「ガリガリ」のレコード状に削られてると思ってましたが、見た目以上に平らです。減ったかな?と思ってたのも、レコード状に見えるにしては全然減ってません。
唯一、根元のところに「焼き」が入って紫色に変わってるのが見て取れます。アタリ付けが上手く行ったって事で(笑)
(↑写真1を参照。この根元の色合いで酒が呑めそうです)
パッドも「減ったかな~?」と見ましたが、これ又減ってる様子は見られません。バリバリ残ってます。
この後、お買い物に行きましたが、ペダルタッチもまったく普通。エアを噛んでる兆候すらありませんので、走行会後のエア抜きはしてません。
3
でもホイールがこれだけ汚れるのですから、全然減らないってのも変ですからね、それ相応には・・・ですよ。
自分の考えとしては、このパッドの性能が
かなりオーバーキャパなので、今現状の仕様では効きすぎてフルブレーキングで熱が上がる事が無い為、フェードはしない。普通は適正温度まで上がらないと減るとか言われますが、ミニは車重が軽いので・・・まぁ、減らない?と言うか負担が少ない?
よく言われる攻撃性も、最初にローターとキチンと相性を合わせれば、問題ないのでは?と思えます。
フェードしない。
イコール=頻繁にエア抜きしなくて済む。
フルードも高いのなんか必要ない。
フェードしないのなら「効けっ!」って無理やり踏んづけて悪循環に陥る事もなく、結果とし減らない。
効きすぎてる?
じゃ、高いステンメッシュホースなんていらないよね?
逆に脹らんで圧を逃がしてくれて丁度良いかも?なんて(笑)
効きすぎてるから、無理やり踏みつける事もないので、結果とし減らない。
ま、こんな事でしょうか?
しかし、欠点も有ります。
まずは、このダスト?!ホイールは普段でも相当ぉ汚れます。
次に「キーーキーーーッ!!」って音。鳴きは相当ぉデカいです!!回りに故障車だと思われます、確実に。
いろいろと仕様は有ると思いますが、私の場合はこんな感じっですつて事ですね。
たぶん、Sタイヤだとガッつり踏めそうなので、ピッタリ合うのかも?と思いますね。
(上記事の中で、「無理やり踏む」と「ガッつり踏む」とありますが、それぞれ意味が違いますから勘違いなさらないようにお願いします。)
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( ローター の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク