ちりとてち~ん。 小浜市。
投稿日 : 2008年02月23日
1
マーメイドテラス。
小浜湾に面しています。
八百姫伝説から来ています。(やおひめ)8番に説明文。
http://www.city.obama.fukui.jp/OIDE/MINWA/oide-minwa02.htm
以下、画像データは古いです。
2
このテラスの後方向に、小浜公園がある。
3
小浜公園。
海水浴の季節になると、白鳥の羽からシャワーの様に
真水が出ている。
子供の遊び場。
もっと後方の山を登っていくと、ラチ現場の展望台。
4
これの正面が、
蘇洞門(そとも)巡りの、観光船乗り場。
二階は、レストラン。
レストランと言うより、食堂。
とろろうどん?を食べました。
5
鯖街道基点付近から、小浜公園方向を見る。
商店街、白いアーケード屋根の入り口側面を見ると、
「鯖街道基点」と記載されている。
旧デパート、西友側です。
京都の終点は、何処どすか? えっ、新大阪3番ホーム。
又、このアーケード入り口を正面に見、回れ右をすると、
旧古民家群となっていて、保存地区となっています。
○×三丁目?
後方の山の右側に、展望台あり。
6
同上基点付近から、小浜漁港方向を見る。
御食国(みつけのくに)食文化館は、
まだ無かった頃です。
7
フィッシャーマンズワーフ方向から、
マーメイド方向を見る。
小浜は名前のとおり、小さい土地です。
8
やおひめさん
むかし、若狭の海べの、あるところに高橋ごん太夫という金もちがいた。
あるとき、ごん太夫の家で宝くらべをした。
その友だちのひとりが、
「こんどは、わたしの家にきてください。」
と、ある日の夕ぐれ 舟でむかえにきたので、ごん太夫はその舟にのってでかけた。
舟には、うすいきぬのようなものが おおいかぶさって、ふしぎにもその舟は、海水をくぐって はしった。
舟のついたところは、みたこともない、竜宮城のような、りっぱなやしきだった。
ごん太夫が、この家のりょうり場をのぞくと、家のものが人魚をりょうりしていた。
やがて、ごちそうに人魚のやき肉が出てきた。
ごん太夫は、きみわるくて、人魚の肉には、手をつけず、ほかのごちそうをたべてかえることにした。
すると、主人はみやげに人魚の肉を、ごん太夫にわたした。
ごん太夫は、家にたどりつき、もらったみやげを、こっそり 戸だなの上においた。 ところが、この家のむすめが、そのみやげものを たべた。
ひと口たべると、とてもおいしく、ちょっとくい ちょっとくいして、みなたべた。
それから、このむすめはふしぎになん年たっても、美しいすがたのままで、いつのまにか八百歳までも長生きした。
むすめは、尼さんになり、日本国中をめぐりあるき、行くさきざきでツバキの木をうえた。
若狭へかえってみると、とっくに きょうだいや、友だちも死んでいた。
そこで、さみしくなって 海の近くの寺のそばにある、ほら穴に入った。
ほら穴の入り口に、白ツバキの木を一本うえ、「ツバキの木がかれたら、私が死んだと思ってください。」
と、いいのこした。
それからこの場所を、白玉椿とよび、長生きの神さまとして、八百姫さんがまつられた。
小浜市連合婦人会 発行 「ふるさとのえばなし」より
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