サンバー　ヒッチメンバー取り付け

サンバーはリアにエンジンがあります。そのエンジンマウントとヒッチメンバーを共締めする形で取り付けをします。
エンジンマウントのボルトはM10のピッチが1.25です。共締め分の長さを考慮して40mmのものを購入していましたが、実際に作業開始するとまだ長さが足りず、急遽2時間かけてホームセンターをはしごして、８T相当の焼き入れ済みM10×50ｍｍを購入してきました。

ヒッチメンバーのサイドプレートをエンジンマウントに固定していきます。エンジンマウントに共締めなのでエンジン自体が落下しないようにジャッキで支えて、ボルトを抜き差ししてサイドプレートを固定します。両サイドプレートを取り付けた後、メンバーをボルトで縫付けます。ヒッチキャリア等で使用する用途ならココで完了です。

私は950登録を実施しており、トレーラーを牽引する目的でヒッチメンバーを取り付けますので、ヘッド車のブレーキやウインカー等の配線をトレーラーへ接続する7極カプラーを取り付けていきます。配線の分岐は、確実なハンダ付けです。テールランプをバラして各配線を確認しながら、外部へ配線を通します。
アース、右、左ウインカー、スモール、ブレーキ、バックの信号線です。

配線を通せたら確認作業です。
何度もヒッチメンバーを取り付けしているので、トレーラーを模した配線確認模擬回路を作成しています。
これが基準になるので配線確認が確実です。無事、配線確認完了しました。

取り付け後の参考に。
サンバーのエンジン下にヒッチメンバーを取り付けた為、かなり低い位置にメンバーがきます。オロナミンCの瓶が入りません。ディパーチャーアングルは無いに等しいです。

なかなかいい感じです。

実際にボートトレーラーを牽引しました。尻下がりは否めません。

軽自動車のNAなので比較的軽めのアルミボートのトレーラーですが走り始めは結構重く感じます。ピッチングも強めに出ます。坂道はサイドブレーキをしっかり掛けないと下がりますね。MT車なので坂道発進は厳しいです。