Android Auto無線化(RaspberryPi Zero 2 W)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
CX-30 2024年モデルはCarPlayの無線接続は対応しているものの、Android Autoは有線接続のみ対応です。
他メーカーの車種ですがラズパイでAndroid Autoを無線化している方がいて、私も真似してみました。私はRaspberryPi Zero 2w(WiFi2.4GHz)で行いました。
画像は別の用途のラズパイもあってごちゃごちゃしていますが、上のラスパイが今回使用するものになります。
GitHubにmicroSDに焼けるイメージが公開されており、そのmicroSDをラズパイに挿すとAndroid Autoのワイヤレス化が出来るように提供されています。有り難いですね。
GitHub:
https://github.com/nisargjhaveri/WirelessAndroidAutoDongle
WiFi関連の設定で日本国内向けの利用設定が必要なので、あらかじめ設定を書き込みしてから、車両と接続しました。
詳細設定はページ下の方に書きます。
2
あらかじめ、マツコネ画面でスマホとのペアリングを削除しておきます。
ラズパイを車内にあるusbcポートと接続すると、BluetoothにWirelessAADongle-**** が出るのでスマホとペアリングします。
その後マツコネ側にもペアリングするか画面が出たりしましたので、そのままペアリングしました。(WirelessAADongle-****とペアリングしたことによるものかは不明)
マツコネ画面にAndroid Autoの利用に関する同意画面が出ると思います。
画面はAndroid Autoの無線接続ができており、Bluetooth設定を開いた時のものです。
3
問題なくマツコネと接続できると、WiFiの接続先がAAWirelessDongleになります。
4
エンジンスタート後、数十秒するとスマホと接続され、Android Autoの画面となります。
ホームボタン長押しでマツコネ画面に遷移するようです。Android Autoの起動設定は常に有効にしておきました。
数十キロ走りましたが、とても安定しています。画面が固まったりせず、音の途切れも全く起きませんでした。
→ その後、通勤時に音が途切れ、切断される現象を確認しました。無線の設定を改め、混雑している場所を走ってみましたが問題なさそうでした。
→→ USBC-USBmicroBはシールドケーブルを使った方が良いです。安物だと切断され易いようで、ケーブルを名のあるメーカーのものに変更すると切断現象は起こらなくなりました。
5
スマホ画面を確認すると、ワイヤレスで接続済みと表示されています。
6
HW: RaspberryPi Zero 2w
Case: Flirc ラズベリーパイゼロケース ※ 1時間走行で表面温度が40度になっていましたので放熱効果ありです。
■ aawgd.conf
AAWG_COUNTRY_CODE=JP
AAWG_CONNECTION_STRATEGY=2
■ hostapd.conf(切断現象後に改めた主要設定など)
hw_mode=g
channel=1 ※ チャネルを端に固定して可変方式を削除する
ieee80211n=1 ※ 有効にする
ht_capab=[SHORT-GI-20] ※ 使用帯域幅20MHzに固定
wmm_enabled=1
beacon_int=100
rts_threshold=1000 ※ 固定値に変更
fragm_threshold=2346 ※ 固定値に変更
7
後日、結局WiFi5GHz帯(W52)が使える RaspberryPi 3A+ に変更しました。
2.4GHz帯と比べて、稀に発生する音飛び現象がさらに起こりにくくなっています。
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