
昨日未明、空木岳に登るべく、凸凹の林道をひたすら登った。
噂には聞いていたが、やはり泣きそうになるくらい、道が荒れている。(^^;
地面からニョキっと顔を出している岩を避けるため、崖側ギリギリにタイヤを通らせることもしばしば。
砂利道と言うより、間の土がすべて流れてしまった石道とでも言おうか。
腱鞘炎になるくらいに振動がステアリングに伝わってくる。
ちなみに、Uターンできる道幅もないから、最後まで行くしかない。
こんなところでスタックしたら、おそらく朝まで誰も助けてくれないだろう...。(--
最後まで無事到着するのを祈るのみである。
なんとか林道終点の駐車場にたどり着いたときには、本当にほっとした。
林道の行き止まりには、車が数台駐車してあった。
様子をうかがうと、人の気配がほとんどなく、どうも一晩を過ごすのは私だけらしい..。
でも、下界には街明かりが見えるし、月明かりはキレイだし、外灯はまったくないがあまり不安を感じない。
が、ビールを1本飲み干して、寝る準備をしようとしたときである。
山の上の方から、「ふぅ~~ ん」という音が聞こえた。
誰か上の山小屋で音を出しているのだろうか?
2,3分後、また同じ音がしてきた。「ふぅ~~ ん」
こんな夜中になに?(^^;
また、3分後に「ふぅ~~ ん」 今度はさっきより音の息が長い。
なに?なに? これは人が出している音じゃない?(>_<)
いささか「ゾゾゾ...。」としてきた。
こんなところに夜な夜な一人で来るんじゃなかった...。
相変わらずこの奇妙な音は長さを変えながら周期的に続いている。
遠く森の中からに違いない。
ゆっ幽霊?^^; まさか...。
あることに気付いた。
これはひょっとして、エンジン停止してしばらくしてから燃料タンク付近から鳴る例の音のこと?
これまで室内で聞いたことはないけど、鳴る音の周期といい、その音にそっくりである。
このことが確かであれば、あとは外に出て確かめるしかない。
外に出るのはちと怖いけど、このままでは寝るに寝れない。
そうやって、リアタイヤのそばで音を聞いていると、小さい音で「プゥ~~ ン」と聞こえる。
こんな小さな音が、車の中では遠くから大きな音でなっているように聞こえるわけね。(^^;
なんにしろ原因がわかってよかった良かった。(笑)
そんな不安な一夜を過ごして、登った山は
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お気軽登山 | 日記
Posted at
2008/08/17 18:35:12