三浦大根なキティ。重さ2.5~3kgになる長大で中太り型の冬どり大根である。首から尻まで真っ白で、やわらかくみずみずしい。今日主流の青首大根とはまったくちがう姿だが、何といっても、面取りしなくても煮崩れせず、煮るほどに味がしみ込むのが、三浦大根の最大の特長だ。煮物やふろふき、ぶり大根、おでんにすると、じつにおいしい。
タネは生産者が自家採種し、9月上旬に播き、12月から冬期間の収穫となる。根が長く、すべて土中に伸びる吸い込み型のため、抜き取り作業が大変なことや、煮物文化の衰退によって、栽培も店頭販売も大幅に減少した。
現在、生産量の多くが年末に刺身のツマ用として市場出荷され、農協関係が組織する「特産・三浦野菜生産販売連合」が販売対策にあたっている。
また、冬のシーズンには、地元の生産者の直売所で販売されており、コープかながわの横須賀市にあるグループ・マリナスでも、三浦大根の味の普及活動に取り組んでいる。
※東名海老名SA下り
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神奈川 | 日記
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2010/01/29 12:35:23