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酢苺のブログ一覧

2018年12月03日 イイね!

女性だけのラリーを観戦する

女性だけのラリーを観戦するMGは前回の更新以来、結構なトラブルを起こして長期入院中。
そんな中、私の住む恵那市でラリーイベントが行われました。

これ、ドライバーが全員女性という企画者の頭を疑うようなイベントなのですが、昨年の第一回大会は大成功。
今年はスペシャルステージが公開されるとのことなので下駄グルマで観戦に行きました。
6時開場と同時に到着して、三時間ほど待ったところでようやくSSスタート。
女性と言っても上位選手は勇ましいスキール音を鳴らしてかっとんで行きます。





が、いかんせん観戦ポイントが道から遠すぎ。
やはり崖の上なんかじゃなく、欧州のラリーみたいに目の前で観たい。
管理責任なんて一筆書かせて轢かれても知りませんよで蹴飛ばせば良いのに。

続いては私的メインイベントのクラシックカーパレード。
生まれて初めて本物のルノー8ゴルディーニを観られて感激。









こちらはそのホイールですが、驚くべきは三穴ということ。古いフランス車に三穴があることは知っていましたが、まさか世界に名だたるスポーツモデルもそのままとは思わなかった。



あと面白いモディファイだったのがこのZ。
拡大しないと分かりづらいけど、ナンバープレートにエイジング加工が施してあるんです。おかげでまるで一桁一文字ナンバーのような風情。この発想力にはびっくりです。



最後に、あまりにも観戦情報が少ないので来年出かける方へ向けて情報をいくつか。

・チケット販売開始はどこにも情報が無いが7時~
・シャトルバスが周り出すと急激に混雑する。写真ファンはそれより先に場所取りがおすすめ
・会場地図にある観戦ポイント以外でも立ち入り禁止のテープ内なら観戦可能
・一部の駐車場は大会中入出庫不可となるので注意
・大会中に山を下りるためには擦れ違い困難な道を通る必要あり


Posted at 2018/12/09 16:44:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年10月28日 イイね!

野麦峠と松本市の歴史に触れる旅

野麦峠と松本市の歴史に触れる旅日本百名道の一つ、野麦峠を越えて松本市へ行ってきました。
野麦峠は社会の教科書にも載っている製糸女工達が越えた峠。松本市は国宝松本城に加え、明治期に建設された旧開智学校が残る街と、図らずも歴史ネタのツーリングとなりました。

まずは野麦峠へ。ムックでの扱いは小さくあまり期待していなかったのですが、峠越えの間じゅう山並みの眺望が続き、とても走りごたえのある道でした。
特にこの時期、峰付近の駐車場から眺める乗鞍岳はまさに絶景です。





松本市街地に到着したらまずは腹ごしらえ。蔵の花さんで前回食べ損ねた新蕎麦をいただきます。出身柄蕎麦はファストフード的に食べることも多いのですが、それとは全く別の食べ物ですね。爽やかで素朴な香りが鼻をくすぐります。



続いて旧開智学校へ。現在は博物館になっていますが、内装も現役当時とほとんど変わっておらず好感が持てます。
この展示物がなかなか興味深く、戦前~戦中の子供達の作文や教員の作成した配布物、更には職員会資料までもがそのまま残されていました。
右往左往する教育カリキュラムに教員が付き合わされるのは明治期も今も変わらないんだなと思ったり。





日も傾いてきたので最後の目的地である烏城こと松本城へ。それにしても美しい城ですね。城マニアの人気も頷けます。
開智学校同様に展示物も面白く、火縄銃マニアの夫婦が寄贈した無数の銃砲等が並んでいました。膨大な解説は恐らくそのマニア夫婦が書いたのでしょう、楽しんで執筆している様子が目に浮かぶようでした。一般人に理解できるかはまた別問題ですが。







現実的な話になってしまいますが、今回のツーリングで感じたものは「税収は正義」ということでしょうか。松本市は貴重な歴史的建造物をただ残すだけではなく、魅力を増すために適切な方策を取っています。そのためには潤沢な資金と優秀な市職員(集めるには当然高い賃金を要する)が必要になります。松本市には江戸期から今までそれが継続的にあり、だからこそこれだけ魅力的な街になったのではないでしょうか。

Posted at 2018/10/28 16:08:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日本百名道 | 日記
2018年10月28日 イイね!

紅葉の御嶽スカイラインをひた走る

紅葉の御嶽スカイラインをひた走る日本百名道の一つ、御嶽スカイラインを走ってきました。
絶好のツーリング日和のはずが、朝は言い訳できないほどの雨。一時間半ほど待って雨雲が去ったことを確認してからの出発となりました。

昼頃になって最初の目的地、開田高原ソフトクリーム工房に到着。
この日は付近で蕎麦祭りが開かれており、その来場者も来店していたようで凄い人出でした。
まず今月のフレーバーである蕎麦ソフトを食べてみましたが、これは普通に美味しいソフトクリームという感じでインパクト不足。
次に名物らしいとうもろこしソフトを食べてみましたが、これは当たりでした。一口食べた瞬間、鼻に突き抜けるうまい棒の匂い。決してまずくない、むしろ美味しいのに強烈に違和感がある理想的な名物でした。



ソフトクリームだけではお腹は膨れないので昼食へ。そば祭りで食べても良かったのですが、今回は御嶽山の玄関口、王滝村にある王滝食堂でいただきました。ここ、村唯一の食堂だそうです。
目当ては猪豚丼。この手の肉系名物はかさ増しばかりで肝心の肉がちょっとしか入っていないことも多いのですが、ここの猪豚丼はちゃんと肉たっぷりで良心的でした。いかにも地元民相手という風情の店構えもグッド。





いよいよメインの御嶽スカイラインへ。
キャブ調整を済ませ、標高2,000メートルに駆け上がります。
色付き始めたワインディングは景観が良く、特にスキー場に入ってからのススキと紅葉は素晴らしいの一言。
あと、ゴンドラを見上げながら走るのは結構新鮮でした。







終点の田の原天然公園に到着した時には日が傾きかけており、清滝、新滝、自然湖、牧尾ダムなどにも寄り道してみたかったのですがこれは次回となりました。
しかしそれが苦にならない素晴らしい道でした。
Posted at 2018/10/28 15:54:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日本百名道 | 日記
2018年10月16日 イイね!

月に一度しか開かない奇妙な博物館に行く

月に一度しか開かない奇妙な博物館に行く駄知旧車館という月に一度しか開かない博物館に行ってきました。
ここ、月一会館、入館無料とどうやって採算を取っているのかさっぱり分かりません。ただの道楽なのか、何か秘密があるのか。ま、行ってみれば分かるでしょう。



外観はちょっと公民館っぽい雰囲気の建物です。
しかし駐車場にはラングラー、2ケタナンバーのエスロク、超きれいなトラッドサニー(!)といかにも趣味人っぽい車が並び、ここがどんな場所なのかを無言で物語っています。(個人の車なので残念ながら画像なし)

近所なので難なく到着しましたが、入館にはかなり手間取りました。
なぜなら他の来場者さんが私のMGに興味を持ち、受付のおじさんと館長さんも現れてしばらく質問攻めに遭ったため。
フェイスブックに上げたいとかいう人もいたので調べたら出てくるかも。



一段落してようやく入館。館内はまるで宝箱で、私の大好きな「何てことない車」がピカピカにレストアされて並んでいます。
一台ずつ紹介していったらきりがないので、特に感動した車だけを紹介していきます。



タレケツブルーバード。
ピニンファリーナデザインが素晴らしい、コロナに惨敗した悲劇の車。
フェラーリで有名なピニンファリーナですが、その真髄はこんな普通のサルーンにあると思います。
スーパーカーなら速くて凄そうに見えればそれで良いのです。
しかし普通のサルーンは、街にあふれても嫌味にならず、それでいてオーナーが車を降りた後ふと振り向きたくなる、そんなデザインであることを求められます。
これがどれだけ難しいかは、ちょっと車の落書きをしてみればすぐ分かることです。
今やプジョーもフェラーリも内製デザインに切り替わり、金持ち相手のガワ替え車で糊口をしのぐ体たらくですが、ピニンファリーナが作る現代のサルーンをぜひ見てみたいものです。
あ、クーペ風デザインは無しの方向で。





ボルボアマゾン。
安全のボルボ。そのイメージを作り上げた自動車史に残る車です。
本能的に分かる鉄板の分厚さ。頑丈さ。ドアストライカー、ヒンジ、エンジンフードの支柱に至るまで一部の隙も無くこれ堅牢。
ドアを閉めた瞬間の気密性を示す音。快音化などという上っ面の演出では絶対に勝てない甘い音。
世界初の3点式シートベルトは製造50年を経てなお、ほころび一つ起こさない。
ポルシェへの賛辞としてよく使われる「金庫のような」という言葉はこのアマゾンにこそふさわしいのではないでしょうか。





サーブソネット。
史上最もコンセプトが意味不明な車。
FRP(一部スチールフレーム)モノコックの2シーター、パッと見はかっこいいコークボトルシェイプ。ここまで聞くとまるで高級スポーツカーですが、駆動方式は何故かFF、エンジンは2スト3気筒というよく分からん車です。
パッと見は、と書いた通りよく見るとどことなく貧相で、英国キットカーっぽい香りがします。
私はMGの件で気に入ってもらえたのか、特別に世にも奇妙な「FRPモノコックに収まるFFパワートレイン」を見せていただきました。写真もありますが、ご厚意に感謝してあえてWebには載せません。大切な宝物にします。

ソネットのエンジンルームだけでもお腹一杯でしたが、お昼までごちそうになった上、館長さんにたくさんのお話をいただきました。聞けばここの収蔵品は研修の産物で、具体的な将来、レストアを事業として立ち上げるのだそうです。



そこで実感したのが、ここは決して「道楽の宝箱」ではなく「シリアスなタイムカプセル」であるということ。
放っておいたら消えていってしまう「何てことない車」を後世に残すため、駄知旧車館は今後60年間残り続ける使命を持って生まれたのです。
レストアの事業化はまさにそのためのものであり、収蔵品の守り手を生かしていくための手段でもあるわけです。
今はただの奇妙な博物館ですが、遠い将来、ここは人類の遺産になるかもしれません。



※館長さんの将来像には私の解釈が含まれていること、自動車へのおさわりの可否はやや曖昧なことを示しておきます。訪問の際はその点を踏まえていただくようお願いします。
Posted at 2018/10/18 23:09:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記
2018年09月17日 イイね!

思い出の喫茶店を訪ねて妻籠宿へ

思い出の喫茶店を訪ねて妻籠宿へ忘れられない喫茶店の店主さんにもう一度会うため、妻籠宿町並み保存区へ行ってきました。

まずは町並み保存区からほど近い桃介橋へ。
予算不足で取り壊せずにいるうちに国の重要文化財になったという冗談みたいな歴史を持つ橋です。
周辺に遮蔽物がなく、どんな角度からでも素敵な景色が楽しめました。





続いてメインの妻籠宿へ。
観光地っぽいスレたところがなく、それでいて丁寧に周ると一日はたっぷりかかるおすすめの場所です。以前より外国人が増えましたが、今でも穴場であることは変わりません。







ただ、当初の目的だった喫茶店はもうありませんでした。
近くのお店で話を聞くと、店主さんは既に他界されたということでした。私の他にも店主さんを慕い、訪ねてくる人は多いそうです。



妻籠宿は今、存亡の危機に瀕しています。
店主さんも話していましたが、大昔に住民自身が定めた「売らない」「貸さない」の原則により世代交代が全く進んでいないのです。
かつては必要な決まりだったかもしれませんが、今や町に魅力を感じた若者たちを締め出す悪弊にすぎません。



状況は既に手遅れではありますが、いち早く撤廃して新しい風を呼び込んでほしいものです。
Posted at 2018/09/22 16:29:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記

プロフィール

「女性だけのラリーを観戦する http://cvw.jp/b/2997622/42277993/
何シテル?   12/09 16:44
MG使いとしてはまだまだ駆け出しです。 日本百名道制覇がとりあえずの目標!
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