2002年10月12日
Dive into my school days
福岡から大分への帰路は高速を使わず、ゆっくりと一般道を通ることにしました。ルートは学生時代を過ごした飯塚という町を経由することにしました。
飯塚での学生生活は私の「人生の夏休み」といえるほど自由でエキサイティングな毎日でした。1年目はとにかく遊びに没頭し、自宅の電話に教授からの留守録が入っているほどでした。塾の講師で稼ぎ、そのほとんどをドライブとデートに費やしていました。2年目はとにかく研究に没頭し、ファーストネームで論文をだすことができました。悔いのない学生生活を送り、その充実感が今でも私を支えています。
バイトをしていた喫茶店も、まわりにいろんな競合店が進出しているにもかかわらず、依然立派に営業していました。私が住んでいたアパートも、よく利用したスーパーも健在でした。驚くほど進化しているのに、学生時代の思い出はそのまま残っていました。
そんなふうに町中を車で流しているととてもセンチメンタルになってきました。そうすると思い出すのは当時つきあっていた彼女のことです。彼女は地元の子で、中心街からそう離れていないところに実家がありました。家族ぐるみのつきあいで、ご両親からも大変お世話になっていました。お母さんはロードスターを購入し(もしかして私のため?!)、そのおかげでドライブに使わせてもらったりしていました。本当に感謝しきれないほどです。
そこでご両親に会うために勇気を出して、彼女の実家に行くことにしました。そこまでの道のりは今まで以上にときめきの連続でした。
「あっ、まだあの美容院は健在なんだ。」
「そうそう、ここにクリーニングだしてたっけ。」
強烈な思い出と共にいろんな風景が目に飛び込んできます。そうしていると、思わず道を間違えてしまいました。どうやら私は完全に動揺していたようです。
なんだかんだでようやく彼女宅にたどり着きました。ちらっと横目で見ると巨大なランドクルーザーが止まっています。
「そういえばお母さんはランクルを買ったんだよね」
お母さんがいるんだなと思いながら、表に回りました。すると車が3台止まっているのがわかりました。一つ一つ見ていくと、驚くことにその中に彼女の車もありました。彼女はすでに結婚しているため、実家にはいないと思っていましたが、それがいたのです。
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実は2年前一度彼女に家に行きました。そのときは自宅にお父さんがいらっしゃって、私の顔見るなり「早く会いに行ってください。きっと喜びますよ。」といってくれました。私の顔を覚えていてくれただけで私はうれしかったのに、そのうえ会いに行くことを勧めてくれたときの感動を思い出しました。
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ご両親に会いたい一心でしたが、彼女がいた分、ドアをノックすることにとまどいました。何年もたって、しかも結婚した彼女に元彼が会いに来ることはなんか変です。心臓がどきどきしながらもじっくり考え、結局今回は遠慮することにしました。前回は会えなかったお母さんに会うチャンスだったのですがしょうがありません。
けど、次回訪れたとき、もしそのとき彼女の車が止まっていても今度はノックしてみようと思います。そんな偶然を想像しながら帰途についたのでした。
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2002/10/14 13:44:30
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