初谷温泉

長野県佐久市にあります、日本秘湯の会の会員宿の1つ、初谷(しょや)温泉です。
初谷温泉をご存じの方は、相当な温泉マニアだと思います。
なぜマニアなのか?なぜ、秘湯なのか?
それは簡単です。
僕のクルマでは、エアサス全上げ状態で進まないと、宿まで辿り着くことが出来ないからです。
車高9cmギリギリでも、うまくやらないと腹下にヒットしてしまいますね。あれは。
それに、クルマ1台がやっと通れるか位の道幅しかありません。対向車が来たら完全アウト!
もちろん、舗装は途中まで。そこから先は砂利道で荒れており、穴だらけ!
最後の方は勾配もきついので、かなり大変です。
そんな道を、1km位進まねばなりません。
向かうなら、本当の意味でのノーマル車がオススメです。
特に冬はスタックすると思いますから、4WDのクロカンタイプのクルマをオススメします。
それか、新幹線~JR小海線で現地まで来て、バスor旅館送迎を依頼したほうが無難ですね。
そこまで苦労をして辿り着く宿。その魅力は何でしょうか?
全部です。
そう、湯、宿、食事など、全部なんですよ。
こちらの湯は、100%源泉掛け流しです。
泉質は含二酸化炭素ーナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉冷鉱泉です。
舐めるとしょっぱいですね。色は赤褐色です。鉄分も少し入っているので、それが酸化して変色したのでしょう。
浴場は内湯のみです。湯は、源泉とさら湯の2種類があります。
源泉は約7g/kgと、結構な濃さですので、最初にさら湯、次に源泉のサイクルで入りましょう。おっと。水分補給も忘れないでね!
また、宝命泉と言いまして、珍しい飲用ができる源泉も備わっています。宿の外にあります。
でも、飲む際には相当な覚悟を持って飲用して下さいね。
一発目は、きっと鉄さびのような味が広がり、ウゲッとなることでしょう。
でもね、これが通にはたまらないんです。もちろん自分もですが。
飲用すると、胃腸運動促進の作用があると言われております。
旅館の料理をお腹一杯食べたのに、飲用の効果なのか、全く胃もたれしませんでした。
秘境に佇む、一軒宿。
そこには、湯、人、食べ物、酒、自然という素晴らしいおもてなしが待っていました。
さて、こちらでのレポートはここまでにしておきます。(本業の方には詳細を書きますけども。)
もっと知りたい!と思ったら、ぜひ、自力で訪問をしてみましょう。
僕がどうのこうの書いてしまうと、秘湯でなくなってしまいますから。
秘湯の時間をありがとう。
泉質:含二酸化炭素ーナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉冷鉱泉
pH:6.4 泉温14.3℃(加温しています)
訪問日:2013/11/23~11/24
初谷温泉
〒385-0031
長野県佐久市内山352−イ−1
TEL::0267-65-2221
参考URL:日本秘湯を守る会 ⇒ http://www.hitou.or.jp/
住所: 長野県佐久市内山352-イ-1
電話 : 0267-65-2221
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