日米関税交渉、15%で決着も…本当に勝者は誰か？．．．

日米関税交渉、15%で決着？
米国との関税問題ですが、どうやら15%という関税率で一応の決着を見たようです。

日本側から提示された案は、以下の通りだと報道されています：
　・約80兆円規模の対米投資
　・その投資利益の90%を米国側が取得
　・農業分野を含む市場開放


正直なところ詳細はまだ不透明ですが、表面だけ見ても日本側にとってあまりメリットが見えない印象を受けます。
米国に有利すぎる条件という声も多く聞かれます。


それでも市場は爆上げ
しかし、この発表を受けて日本市場は大幅に上昇。
特に自動車関連株は軒並み急騰しました。
相場はいつも「事実」より「見通し」で動くものですから、将来的な関税不安が和らいだと判断されたのでしょう。

ちなみに、事前にそれとなく仕込んでおいた私の自動車株も順調に上昇。
ひとまずはホッとしています（笑）。


このまま楽観視できるのか？
とはいえ、中長期的に見れば今回の合意が日本経済にとって良い方向かどうかは別問題です。
投資収益の9割を米国に持っていかれる構図が、果たして持続的な成長戦略につながるのか、疑問が残ります。

当初私は、参議院選挙で自民党が大敗し、石破総理が退陣することで関税問題が再交渉に向かう、という展開を予想していました。
が、現実はそんなにドラマチックには進みませんでしたね。


これからの日米経済、どうなる？
今後の日米経済の展開には期待と不安の両方があります。
対米関係の強化が吉と出るか凶と出るか．．．
引き続き注視していく必要があります。

もちろん、セカンドライフ、そしてサードライフの資金をしっかり確保するためにも、冷静かつ戦略的な投資判断を心がけたいと思います。