GW前に上海モーターショーへ行ってきました。
旅程は以下
4/20(土曜)
広島空港から中国東方航空で上海浦東(1日1便のみ)
↓
上海観光
4/21(日曜)
上海モーターショーに終始
4/22(月曜)
上海浦東から中国東方航空で福岡(2便のうち朝の方)
↓
博多駅からのぞみで広島駅
上海浦東での教訓
・上海浦東は大きい空港だがあまり飲食店はない
・現金をクレカからキャッシングする場合は中国工商銀行が日本語も対応していて有能 浦東開発銀行と上海銀行では不可能(ただ中国工商銀行のATMは1タミには見つからず)
中国東方航空は浦東がメインなので、第1ターミナルはほとんど中国東方航空 一部同じスカイチーム加盟のAIRFRANCEやBRITISHAIRWAYSがいました
ANAなどは第2ターミナルだったはず
しかも広島や福岡といったマイナー路線は沖止めタラップ乗降&バス移動が定番なので時間もかかります。(マカオ・関空も福岡便と同じ乗り場だったのでだいぶ沖止めが多そう)
とにかく食事と現金に手間取ったものの上海市街にたどり着きました。
上海地下鉄は17号線とかもあるぐらい広大・長距離路線なのですが、浦東も会場も2号線の両端にあるので、ホテルも2号線沿いに抑えました。
上海2号線は大阪の御堂筋線が関空からスタートして難波と心斎橋を経由して伊丹空港を通った先にインテックス大阪があるような上海1番のドル箱路線です。
国鉄上海駅は第2のドル箱路線である1号線で行けます。
ホテルもその1号線と2号線の乗換駅である上海1番の乗換駅「人民広場駅」の出口から2分のところに抑えたので完璧でした。難波や心斎橋の御堂筋沿いのホテルのようなわかりやすさ2泊2人で2.2万円だったのでだいぶ安かったです。また行きたいなぁ(思い出し)

これぞ上海と言った光景
ここまでホテルから1駅
大混雑の大通りを歩いて30分ぐらいでした。
3日間雨が降ったりやんだりで天気はあまり良くなかったです。
夜は上海タワーに行きました。上の写真の右端にある一番高いビルです。
世界二のビルで、展望台は世界一の高さらしく、もはや飛行機に乗ってるかのような光景が見られました。ここも行ってよかったところです。
上海タワー下にEVベンチャーのNIOのショールームがありました。
ホテルの前にもこのSUV(今はこれだけのラインナップ)が停まっていて、「アーリーアダプタ」層には買われているのがわかりました。
さて2日目
朝から地下鉄を空港の逆向きに乗って終点で降りれば会場です。わかりやすい!
券売機はよく反応が悪くなって販売中止になっていました。
あと金属探知機に通すのがお決まりなので時間がかかります。
↑ただ、会場からの帰りは人が多すぎるので端折られていました(ええんか!?)
100RWBなので1600円ぐらい
裏は「充電式混合動力版」ということで上海汽車VWのPHEVの広告です。
この緑のナンバーが実際のナンバーでのPHEVの証としておそらく市街での走行などの区別に使われているようでした。(だから車名プレートでも緑色にしているVW・VOLVOなど)
会場は幕張メッセの2倍程度
飲食店が多かったのは安心
2階建て会場もあって同行の友人は25000歩も歩いていました。
最初にたどり着いたホールはジャガー・VOLVO・LEXUSなど
INFINITIのEVコンセプト
上海はブランドが群雄割拠で多少VW・Mercedes・キャデラック・BUICKが多かったですが特にこれが多いというメーカはなく経営学的に言う「血の海」という状況ですね。INFINITIはミニバンが走っていたかな
コンパニオンに規制があるのかただ立っているだけの女性がいるメーカが複数
これはINFINITI
ACURAもいました。
このインテリアセンスがホンダだよなぁ(これ以上はいいませんが)
これは昨日上海タワーにあったNIOのブース
次はセダンを出すようです。
デザイン性も悪くないと思います。おそらく企業規模が小さい分デザイナの意見がまとまりやすい・通りやすいのではないかという推測
NIOの向かいはEVとはかけ離れたマツダブース
スバル・マツダと言った中堅日本ブランドも結構「日本ブランド」が効いているのか人は多かったです。
スバルはあまり上海街なかでは見なかったけどアウトバックはいました。
HYUNDAI i20 WRC
これ見られたのは良かったです。
韓国勢は意外と欧州・日本メーカよりは空いていました。まだブランド力が微妙なのでしょうか
audiのコンセプトカー
audiなどは大混雑
PORSCHEは行列ができていたのでブースを見ることすら諦めました。
MercedesやBMWなんて人が入れ代わり立ち代わり見ていましたから本当に人気がわかりやすいものです。
これは起亜スティンガー
デザイン性で高評価を得ていますがこの空きっぷりです。
Mercedesじゃ人が多すぎてこんな写真絶対撮れません。
日産シルフィはこの場がワールドプレミア
後ろにFORMULA-Eがおいてあるように、EVのPRがトレンド
こういうセダンも中国市場では売れるんでしょう。
ルノー日産と合弁している東風汽車はコンパニオンを配置していましたがそれでも人気度が大きく違います。
コンパニオンを置いても上海ではブランドで負けるのです。
AIONはトヨタ・ホンダと合弁している広州汽車
ここもコンパニオンを置いてもトヨタに負けていました。
しかしご覧の通りフロントにはカメラ・EV装備のPHEVです。
「レーダやセンサが付いている車が当たり前」なのを感じます。
これはEVベンチャーARCFOXのARCFOX-GT
やはりデザイン性で勝負しています。
隣に本業と思われる小さいEVもありました。
LINK&COは吉利汽車とVOLVOによるEVブランド
PHEVなので緑のナンバーです。
欧州の息がかかっているのでEVベンチャーでも今後の戦略が気になります。
ベントレーベンテイガ
このレベルのブランドはブースには入れず外で見るのみです。
そのかわり外の通路に結構人だかりが・・・
来客はほとんど上海周辺のクルマ好きの人だと思うので、欧州ブランド・キャデラックや日本ブランドに人気が集まるのも納得がいきます。
売れるブランドは中国・韓国かもしれませんが「人気を集めるブランド」はまだまだ欧州・日本にリードがあると感じました。
これを維持することが必要だということがわかった意味で、やはり現地に行った意味は大きかったです。
普通に楽しかったのでまた行きたいし、観光でもまた中国に行きたいです。全然英語すら通じないけど
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2019/05/05 21:51:36