短い試乗コースを終え、ディーラに戻って駐車するときに気になったのがG車でも感じたDOPナビ。これは別にCX-5の問題ではないですけど、なぜバックモニターのハンドル舵角に応じた進行予測ガイドラインを表示してくれないのか、という点。MOPじゃないから、と言われればそれまでですけど…ね。私はナビ機能にあまり拘りはないので、MOPナビ復活希望。
車を降りてエンジンをかけたままボンネットを開けると、この時初めてDって感じがしてきました(笑)。Gではスカスカだったエンジン後方スペースが、ビッシリと埋まってます。酸化触媒とDPF、2ステージターボがあるだろうその周りに遮熱や遮音らしきインシュレータ類がたくさんついてます。うーん、ここまでやってるのかと納得。
試乗燃費ですが、ほとんど渋滞の平均車速16km/hという悪条件で12km/Lも出たのはびっくり。おそらく昔の2Lクラスならこの条件では6~8km/Lくらいだと思いますが。これで月間2万円(ロド除く)のガソリン代が(→軽油料金含めて)半分近くになりそうな可能性が高まりました。
このSKYACTIV技術を全部用いた第一弾CX-5、車として狙った方向性は、マツダ役員さんも言ってましたが、欧州で走るドイツのプレミアムメーカーと同じような所だと感じとることができました。それに加えてDの走り/燃費/価格のバランスを持ち込んだこの車作り、目の肥えたみんカラユーザーさんなら理解してもらえそうですが、ほとんどの日本人ユーザーに対してはどうか?少々マニアックすぎるのではないかなと思っています。Dの市場を作ると意気込んだマツダ社長さんのメッセージが実現するのか、今後も注意してみていきたいと思っています。
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2012/03/04 18:04:30