
奇跡的な偶然とまでは言いませんが、いくつかの関連した出来事が続けて起きる(見つける)時、私はとても嬉しく感じます。ひとつ、ひとつは必然があって同じ頃に存在していても、それらに必ずしも自分が気付くとは限らないでしょう?
木曜日インサイトを引き取りに、通勤では久しぶりに乗りこんだ朝の電車。車内の中吊り広告に見入ってしまいました。こういうシリーズ広告があることをそれまで知りませんでした。
ライターはスマドラ発起人でもある小山薫堂さん。スマドラがらみでも他の媒体で読むものでも、薫堂さんの書く文章は優しい気持ちになって好き。たった2駅乗った電車で、その朝は温かい心持ちになりました。
東武鉄道HPから辿って
コチラで見つけましたので、是非「全体表示」(中吊りのレイアウト)でご覧ください。
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翌日(昨日=金曜)オフィスでランチをほおばりながら、自宅から持ってきた朝日新聞をぺらぺらめくっていると、またもや薫堂さんの写真が。公開中の映画『おくりびと』の脚本を書かれたそうで、談話が載っていました。(お彼岸で仏具店や霊園、葬祭業者とのタイアップ企画広告でしたが 笑)
もっくん主演のこの映画については、どこかで見たか読んだかした記憶がうっすらありますが、今上映中で薫堂さん脚本とは知りませんでした。知らなければ観なかったかもしれない『おくりびと』・・・上映中に観てみようと思いました。
中吊り広告の写真を見ていたら、無性に中禅寺湖に行きたくなってしまった。もう何年行ってないだろう? Shame on me!
川岸でなくても、水辺に立ってみることはお彼岸には相応しいような気もする。どこの水辺もやがて川になり海へそそぐことは変わりないですし。本当のお墓でなくても、人の魂が眠る場所というのは何箇所もあると思う。
※車内の吊り広告でも小さくて正確なところは判らなかったですが、左端にあしらわれたフライ(西洋毛鉤)。むかし習っていた絵付けのお稽古の発表会用に、リモージュの小さなピルケースにこれと似ているフライを描きました。
蓋の中身がカラッポではつまらない、と展示会前夜に急遽ありあわせの材料で夫が同じフライを巻いてくれました(Silver Doctor I というウェットフライ)。出来はイマイチで魚は騙されないだろうけど、飾りには充分だろう、と。
絵は今みてもヘタですが、毛鉤というモチーフと中に本物を仕込んでおいたプレゼンテーションが珍しがられました。
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Posted at
2008/09/20 10:46:54