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CBX750Fの持病と言われるジェネレーターテンショナー破損によるチェーン切断は皆様ご存じかと思われますが、私もその経験者です。

修理しようにもジェネレーターチェーンは、すでに廃盤なので手も足も出せずRC42のエンジンを搭載しました。

降ろしたCBXのエンジンは寂しく放置されていたのですが、今回はダメ元で修理してみようかと思います。

RC42のジェネレーターチェーンを流用しようとしても長さ、ピッチは同じですが幅が違うのでポン付けは不可能です。泣


CBXは5枚、4枚構成
RC42は6枚、5枚構成

はい！閃きましたっ！

RC42の方が幅広なのであれば、バラして かしめ直す余裕があるはずです！

早速RC42のチェーンをグラインダーで慎重に削り、コマを抜いてみます。



思った通りコマが長い！
試しにプレートを元のように繋いでいきます。

▲RC42のコマで繋ぎ直し済み
↑RC42のコマを通した状態
●初期の状態




ご覧の通りRC42のコマは削って抜き出しても足が長いので余裕で かしめる事ができます！
強度を増すため、最後のプレートは2枚にして かしめる事にします。






最後のプレートを2枚にしても余裕で かしめる事ができました！

＊この方法は他人にお勧めできる内容では御座いませんのでマネしないで下さいね！

とは言うものの、どうせ使い物にならないエンジンなのでダメ元でやってみる価値は有るのかな...

Z400LTDのホイールはフロント19リア16のアメリカンスタイルです。
とくべつアメリカンなスタイルが好きな訳ではなく、人と被らないのでベースとして選びました。



純正シートはいかにもアメリカンな2段タイプなのでまずはシートを変更。
ドナーは「Z400custom後期」



後期はフレームがLTDと似ているので多少の加工で取り付けできます。
このシートが以外とレア物です。
多少は見栄えが良くなりましたがリアホイールが気にいらないので18インチに変更！



ドナーは「Z400custom前期」



流用した部品はホイールの他にスプロケタワー、ブレーキドラム、アクスルシャフト、カラーです。
スイングアーム幅が同じなのでポン付けできるかと思いきやスプロケットの位置が1.2mmほど外側にオフセットしてしまったのでスプロケット側に1.2mmのワッシャーを入れてドラム側のカラーを1.2mm削りました。
スプロケットが45Tから40Tになったので高速ドライブ向きになりました！
LTDの18inch化を考えているかたは参考にしてみて下さい。



ここまでくるとLTD感はだいぶ薄れますよ！