パコと魔法の絵本

いや～素晴らしい映画ですね。


最初はコメディ＆シリアスなシーンと思えば、後半は実写とＣＧアニメーションの融合。ファンタジーです


極彩色で濃密な画


それに輪をかける強烈な、個性あふれる登場人物。
メイクが凄すぎて「この人誰が演じてるの？」状態。

上映時間１０５分の中に詰まった“これは邦画なんですが”とつっこみたくなるファンタジーです。


オープニングのタイトルロゴなんか洋画のファンタジー映画みたいでしたしね。




それにしても…









アヤカ・ウィルソン可愛いッスね～。







具体的にはハリポタ賢者の石の時のエマ・ワトソンや
テラビシアにかける橋のアナソフィア・ロブを超える。






つーことで現在公開中の“邦画”パコと魔法の絵本。を観てきました。



とある病院を舞台に、入院している患者など濃ゆ～い人々と交通事故で記憶が１日しか持たないパコという少女との交流を画くファンタジー。


冒頭よりパコが音読している絵本「ガマ王子VSザリガニ魔人」。
この絵本が引き金となってワガママなクソジジイ大貫の考え方が変わる。
また病院に入院しているオカマ・木之元、
ヤクザの龍門寺、
消防車に轢かれた消防士・滝田
元有名子役の室町や

病院の医師でピーターパンを気取っている浅野
ヤンキー看護婦・タマ子

大貫の甥の浩一やその妻でよく噛みつく雅美

変幻自在、神出鬼没な本作の語り部・堀米
などがパコの為にガマ王子VSザリガニ魔人の劇をやろうとする。


後半パコの視点から、
パコが劇に熱中するるとＣＧが入り、まるで本当にガマ王子やザリガニ魔人がいるかのように物語が進む。

この実写とＣＧの上手い組み合わせは“テラビシアにかける橋”で森のなかで空想した事がＣＧで現実化したのと同じような手法に見えます。


大人から子供まで見られる笑いと感動。そして泣ける映画。






ＣＡＳＴ

パコ／11歳でカナダ人の父と日本人の母を持つハーフのアヤカ・ウィルソン

大貫／最近はシルクや象の背中に出演した役所広司


その他

土屋アンナ

妻夫木聡

阿部サダヲ

加瀬亮

劇団ひとり

上川隆也

小池栄子

國村隼



イチ押し！