お手軽チューンとして根付いた感もある「アルミテープ貼り」。
諸先輩方も様々な角度から検証しているけど、良くも悪くも「〇〇な気がする」という記事の書き方が目立つ。
ボクが大学で統計学を学んだ時に教授がこんなことを言っていた。
「ダイエット食品など〇ヵ月で平均〇㎏減と謳い文句があるが、そのテストに参加している時点でテスターには潜在的にダイエットの心理が働き、無意識的に食事量が減ったり歩く量を増やしたりする。無許可テストした場合は変化が出ないことも多い。」
所謂プラシーボの占める割合は大きいってこと。こう学んだためか、今ひとつアルミテープへの懐疑心が晴れないんだ。「燃費が上がった!」って言っている人も居るけど、燃費はアクセルの踏み方で変わるもんね。
確かに、天下のトヨタ様が特許を取得するぐらいだし、その理論はわかるものではあるのだけど…。
でもでも、80%しか出せない性能がアルミテープで少しでも100に近づけられるのであれば、それは魅力的だよね。
そこで我が親父殿に無許可テストを施そうと思ったのが10月半ば。
親父殿の愛車は
BL5レガシィB4 2.0GT(ターボ) 5AT 走行距離125000㎞
平成17年登録なのでもう14年選手だけど、これまで大きなトラブルなく、乗り換える気も無いらしい。
14年も乗っているのだから、微細な変化があれば気付くのでは?
というわけで、親父殿が車を置いて出かけている隙にアルミテープを貼ってみたよ(ゲス顔

使用したテープはこの2種類。
・寺岡製作所 導電性アルミ箔粘着テープ 厚み0.05×幅30mm×長さ20m No.8304
・3M 絶縁機能付き黒色導電アルミ箔テープ No.AL-37BLK 50mm幅 x 20m
これをギザギザばさみでカットして、表面に棒やすりを押し付け転がしてから貼っていくよ。

BL5レガシィはエンジンカバーがあるので、外してその下にある樹脂製のインテークを中心に貼ったよ。

カバーも樹脂製だから、同じように貼ってみる。

カバーを戻すと…分からない!ね!
黒のアルミテープはコラム下と前後インナーフェンダーに使用。どちらも意図的に覗かないと分からないように貼ってみた。
その他、ヒューズボックスの内側やバッテリーマイナス付近にも貼ってみたよ。

効果が目で見えるとするなら燃費かな?と思い、現時点を確認しておくよ。
親父殿…みんカラ平均は約10㎞/Lなのに、どんな運転をしているんだい?そんなに燃費走行を意識する人じゃないよね?通勤距離が20㎞ぐらいあるから?
とりあえず、これで黙って乗ってもらって約3週間が経過したころ…
事件(?)は…起きた…
つ づ く
Posted at 2019/11/10 19:33:51 | |
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