ここ最近、現場環境が変わり 心境も変化して(笑)
更新を怠ってましたm(__)m
気持ちも落ち着いてきたので、奮起一転食欲ネタなど(^。^)
シルバーウィークに小樽に行って来ました。 一泊。
小樽といえば寿司となるのですが、日中 町をぶらぶらしていたら、
中央市場の目の前、お寿司屋の「大和屋」さんの左となりに隠れるようにある
そば屋さんを家のやつが見つけました。 家のやつは、大の蕎麦好き。
気になってしょうがない様子(笑)。 とそこに初老のご夫婦が中に入っていきます。
外に立ってるメニューを食い入るように見つめている家のやつに
「ここ 美味しいですよ」と一声。 この一言は天の声のごとく家のやつの心を捉えたようで、
「夜は絶対ここにする」と私に神の声を くだしたのです(笑)
ご存じのとおり私は蕎麦はそんなに好きでもないので、「ああ寿司食べたかった」と落胆(笑)
で 行って来ました その名も「荒又」 小樽市稲穂3丁目4?12

通りから路地というか、敷地の奥にお店があります。 ここは元寿司屋さんだったらしいです。
中にはいると、細長い店づくり。 結構な奥行きでした。 雰囲気はなかなか 良かったですよ。
メニューをみると 蕎麦以外の余計な物は出しませんと言っているような潔い内容でした。
ほおおおお と 蕎麦好きでない私でも なんとなく期待してしまう(笑)
二人そろって頼んだのは鴨せいろでした。

女将さんがもってきてくれたときに 思わず「おっ 更級ですか」と言ってしまいました。
期待度もマックスにふくれあがった私は、さっそく蕎麦を口に運びます。 当然汁なんて付けませんよ(笑)
口に入れると 更級独特の上品な蕎麦の香りが鼻に抜けていきます。
「美味いかも」とオヤジギャグ炸裂させて 負け惜しみいっぱいの私(爆)
もう一つ、感心したことがありました。 それは、蕎麦湯です。
なんと 蕎麦湯専用に湯飲みを出してくれるじゃあーーりませんかぁ。
心の中で「おおおおお にくいことするなぁ」「わかってるなぁ」と蕎麦湯をいただく私。
今まで飲んだ蕎麦湯の中でもトップクラスの「さらっと目」。 「うむ 本物だ」と感動。
と言うことで、ここの女将さんと大将の人柄も手伝って、満足一杯になりました。 よかったよかった。
大将は小樽でも有名なそば屋の「藪半」で修行したそうです。 納得の私。
思うに、昼間あのご夫婦に巡り会わなかったら、ここは選択肢に成り得なかった訳で、
「あああ 旅 って いいなぁ」と 改めて旅の醍醐味をかみしめたのでした(^。^)
気分は満腹になりましたが、お腹はやっぱり八分目(笑)
夜食になにか欲しいなぁと駄々こねるのは、蕎麦を食べた時の私の常。
で、この付近 稲穂界隈で 思い浮かぶのは、言わずと知れた「なると」です。
多分 北海道の人なら誰でも知ってる、若鶏の半身唐揚げが有名なお店です。
そうは言っても、家のやつは知らなかった(^_^;) しかも鳥の皮が大の苦手。
せっかく近くに「なると」があるんだからと無理矢理説得。 半身を一人前買うことにしました。
ここは、有名店ですから、当然の行列。 しかも店員の動きが悪い(笑) まぁ それはさておいて、
ホテルで食べたのですが、皮はパリっと身はジューシー。 月並みな表現ですが、
鳥皮が苦手な家のやつも えらく感動してました。
夜も明けて朝食ですが、小樽駅横に昔からある「三角市場」に行ってみることにしました。
市場でみつけたのは、「わがまま丼」。 数種類ある海鮮食材の中から3種類好きなのを選んで
どんぶりごはんにのっけて食べるというヤツでした。

ちと 写真がいまいちで 不味そうですが(爆) 選んだのはサーモンとイクラとウニ。
これで1500円。 高いか安いかは微妙な線です(笑) 私的には妥当だと思いました。
それは、サーモン。 本物使っていた。 みなさま 回転寿司に毒されて サーモンって
綺麗なピンク色だと思っているでしょう。 しかも脂もたっぷりのって美味しいと。
でも あれは、北欧産の養殖ニジマスです。 養殖ですから餌に色素を混ぜて
あのピンク色を作り出しているんです。 そして太らせて背中まで脂肪を乗せる。
天然物と養殖着色物を見分けるコツは、照明だそうです。
着色物は、照明が当たると鮮やかに見え、天然物は退色して見えるそうです。
と言うことは、鮮やかで美味そうなヤツは偽物、逆になんだか生き悪そうに見えるヤツが本物。
これは、マグロも同じだそうです。 マグロも脱色、着色しているそうですよ。
最近とあるサイトでこんな話を聞きました。
釧路で魚屋さんを営んでいる人がいましたが その人曰く、
「上物の時知らずを、本州の人に送ったのですが、クレームが来てしまった」
「時知らずということで期待していたが、脂はのってないし色も悪いぞ!」
お魚やさんは、お客を納得させるのが大変だったようです。
私は思うのです。 回転寿司にながれるサーモン。 ちゃんと養殖肥満ニジマスと表示して欲しい。
でないと、我々日本人は、魚さえ見分けられなくなってしまう。 悲しいのは私だけだろうか?
スーパーでは、ちゃんと養殖ニジマスとかトラウトサーモンって表示するようになってきましたよね。
いつまでも騙し商売やってる回転寿司の零落は、目前に迫っているように感じてならないです。
ついでといっては何ですが(笑)
隣町、苫小牧は、ホッキで有名ですね。 ホッキは加熱したほうが、味がでて断然に美味いです。
あっ ホッキですが これも代替えの貝があるそうで回転寿司の場合、怪しんだ方が無難ですよ。
と また脱線してしまいましたが、苫小牧発のホッキ料理で私が好きなのは「ホッキカレー」です。
カレーとホッキの出汁が微妙にマッチ、と同時にホッキの食感がなんともいえない一品です。
で、家のヤツが気になることを一言 「このまえTVでホッキ天丼の旨い店 やってたよー」と。
そこは、ウトナイ湖のそば、国道沿いにある トラックステーション内のレストラン「タートル」でした。
いやしん坊の私たちはさっそく いきました(笑)

家のやつが頼んだのは 看板メニューの「ホッキ天丼」 私は「ホッキカレー」です。
トラッカー御用達ということで、ボリュームも11トン車クラス(笑)
天丼は見ての通り大盛りで かかっている天つゆもくどくなくて美味しかったそうです。
ホッキカレーは、私的にはいまいち(^_^;) 出来上がったカレーのなかにボイルして置いた
ホッキやぶつ切り野菜をぶっこんだだけって感じで、味に統一感がないっす。
ぶっこんだだけなので、せっかくのホッキの出汁も生きてない。というか皆無。
このホッキカレーですが、私が初めて食べたのは白老にある屋根に熊が乗っかった(笑)
物産館のレストランでした。 あれは良かった。 カルチャーショック受けるぐらい美味かった。
ところで ホッキ天丼ですが、かき揚げも どーーーーんと のっかているのですが、
これが、どうしたことか半生。 からっと揚がっていなかった。 ちゅうか 中は生。
家のやつは、ほとんど残していました。 まぁ たまたまだったと信じたい。
味は良かっただけに残念な部分でした。
「また 来るかぁ」と家のやつに聞くと 「いやーーー 無理」。
こういうお店って たった一回の失敗が後を引くので、日々頑張らないとだめですよね。
やっと終わりですが、
苫小牧のホッキ料理とえば、「マルトマ食堂」らしいです。
私は行ったことないですが、口コミも上々。 いま 一番気になっている食堂です。
今度 挑戦だぁーーーーーーーーーーーーーー(笑)